麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

礫の礫の公園

2018年02月16日 | 制作公演関連
遊戯空間公演・詩×劇2018
『つぶやきと叫び
~礫による礫ふたたび~』は
未曾有の大震災に連なる舞台。

同様に3.11をテーマとした
ダンス公演があるというので
チラシを折り込みに行った。

めぐろパーシモンホール。



「目黒区民キャンパス」
というエリア内にホールの他、
図書館、体育館、カフェ等々。
公園としても機能していた。





目黒区の、これは別の公園。
どちらにも駆け回るこどもの姿。

電車ごっこをする男の子。
おかあさんが特急だから速いと
こどもを大人げなく抜いて走る。

池の鯉に餌をあげていた母子。
夢中になって、柵に顔をぶつけ
ワッと泣き出すこどもと慌てる母。

対して。
七年前の東北のある地域は、
外で遊ぶこともままならなかった。



めぐろパーシモンホール。
早いもので開館から15年だという。
とはいえ。
訪れたのは初めてなのだ。

15年より少し前……。
当時「若手」だった制作達と
公共ホールの職員が交流する会
(という名目の飲みの席)があり、
開館準備室の方が参加した日も……。

「柿生」出身で、また目黒区に
98年オープンした小劇場の
名誉副支配人でもあった私は、
「パーシモンホール」に
妙に食いついたのだった・・・
が以来、足を向けていなかった。

呑気な話だ。
平和なはなしともいえる。

けれども。復興は未だ半ば。
呑気にしていられない状況だ。


コメント
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