暦の上では春・・・とはいえ、
東京はみぞれ混じりの雨模様。
三寒四温で春が近づいているのか?
そんななか・・・J-Theater
〈世界名作劇場シリーズ〉
『櫻の園 Japan Mix』は公演二日目。

芝居のタイトルに合わせた祝花も
我々の背中を押してくれています。
すごいな、技術
そうそう『桜の園』を日本の、
詳しくいえば「新百合ヶ丘」に置き、
ロパーヒンは野田六郎に、と
翻案してお届けしているわけですが。
大地主で、その広大な土地は、
皆から「桜の園」と仰がれた名家で、
また、そこで興した養蜂業も盛況。
そんな「サクラハチミツ」の
社員の息子として生まれた野田。
今や花卉栽培で成功して、
新品種の開発にも着手する
新進気鋭の実業家になっている。
かたや栄華は昔、破産寸前なのが
春山一族・・・。この対立が
『櫻~』の物語の主軸となる。

働く人、さぼる人。
という対照ではありません。
ダブルキャストでオフの役者が
舞台を丁寧に掃除する傍らで、
アップする役者の図。
これはほんのご愛敬(^_^;)
『~ Japan Mix』は様々な対立が
編み込まれた物語です。
過去のしがらみから抜け出せない
母や伯父に対し、娘は晴れ晴れと
新しい「生活」に向かっていきます。
昨日も少し書いたけれど、
チェーホフこだわりの「生活」。
初期の翻訳ですっかり定着して
日本での「チェーホフもの」は、
ことごとく「生活」という台詞が
用いられる。が、狭義のそれではなく、
生き方や人生といった広義なのは
言うまでもない……。

・・・てなことを小劇場「楽園」の
地下の小さな受付スペースで
マチネを終えた午後、綴っています。
夜の回が終われば、早、折り返し。
残すは23日、24日となります。
東京はみぞれ混じりの雨模様。
三寒四温で春が近づいているのか?
そんななか・・・J-Theater
〈世界名作劇場シリーズ〉
『櫻の園 Japan Mix』は公演二日目。

芝居のタイトルに合わせた祝花も
我々の背中を押してくれています。
すごいな、技術

そうそう『桜の園』を日本の、
詳しくいえば「新百合ヶ丘」に置き、
ロパーヒンは野田六郎に、と
翻案してお届けしているわけですが。
大地主で、その広大な土地は、
皆から「桜の園」と仰がれた名家で、
また、そこで興した養蜂業も盛況。
そんな「サクラハチミツ」の
社員の息子として生まれた野田。
今や花卉栽培で成功して、
新品種の開発にも着手する
新進気鋭の実業家になっている。
かたや栄華は昔、破産寸前なのが
春山一族・・・。この対立が
『櫻~』の物語の主軸となる。

働く人、さぼる人。
という対照ではありません。
ダブルキャストでオフの役者が
舞台を丁寧に掃除する傍らで、
アップする役者の図。
これはほんのご愛敬(^_^;)
『~ Japan Mix』は様々な対立が
編み込まれた物語です。
過去のしがらみから抜け出せない
母や伯父に対し、娘は晴れ晴れと
新しい「生活」に向かっていきます。
昨日も少し書いたけれど、
チェーホフこだわりの「生活」。
初期の翻訳ですっかり定着して
日本での「チェーホフもの」は、
ことごとく「生活」という台詞が
用いられる。が、狭義のそれではなく、
生き方や人生といった広義なのは
言うまでもない……。

・・・てなことを小劇場「楽園」の
地下の小さな受付スペースで
マチネを終えた午後、綴っています。
夜の回が終われば、早、折り返し。
残すは23日、24日となります。