麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『血のように真っ赤な夕陽』巡演稽古開始

2021年07月01日 | 俳優座

劇団俳優座『血のように真っ赤な夕陽』。

2019年の初演を経て、この夏、長野県3都市、

神奈川県4都市、埼玉県2都市、群馬県1都市を巡る。

 

その稽古が今日から始まる

実は昨日、ほとんどのキャストが集まり台本を洗った。

あの初演・・・文字通り血と汗の滲んだ・・・

それぞれの台本を持ち寄り、カットや組替を確認。

3人の新キャストを迎え、作品を新たに立ち上げる。

 

(写真=小林万里)

 

1969年のイギリス、新聞街から一転、

五階の稽古場は1940年から45年の満州へ…。

詳しく書くと40年春、43年秋、45年夏、

三つの季節を描くのだが、

俳優座創立はその狭間の1944年冬、2月だ

 

その歴史は「新劇」のそれとも重なるけれど、

きのう30日、青年座にて会議があったのは

《新劇交流プロジェクト2》の再始動。

2020年に上演の予定がCOVID-19禍で延期に。

それが、来年6月に向けて動き始めた。

宮本研『美しきものの伝説』を、

文学座、民藝、青年座、東演、青年劇場と、

俳優座によるプロジェクト。演出は鵜山仁。

 

 

上の二葉は、今の六本木。

更地があちこちに増えている。

劇団俳優座が生まれた街でもある。

 

『美しきもの~』は上演に至らず再度創りあげる。

『血のように~』は一度かたちになったものを再構築。

だが、どちらも更地から始まるのは一緒だ。

 

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