麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『血のように真っ赤な夕陽』巡演立ち稽古へ。

2021年07月05日 | 俳優座

劇団俳優座『血のように真っ赤な夕陽』は

今月一日から稽古を始め、週をまたいで

今日から立ち稽古に入りました。

 

作は古川健。所属の劇団チョコレートケーキは

大逆事件を扱った『一九一一年』の開幕を

今月の十日に控えています。

三軒茶屋駅からすぐのシアタートラムにて。

 

演出は川口啓史。昨年十一月に古川戯曲

『火の殉難』でもコンビを組み、好評でした。

主人公が高橋是清だったこともあり、

客席には多くの現職政治家の姿もありました。

 

出演は、劇団代表の岩崎加根子を座頭に、

平田朝音、河野正明、矢野和朗、河内浩、

瑞木和加子、渡辺聡、安藤みどり、谷部央年、

齋藤隆介、小泉将臣の初演からの連投組に、

今回の巡演から加わる深堀啓太朗、天明屋渚、

髙宮千尋の俳優座演技部の十四名となります。

ちなみに。

演出川口ばかりでなく岩崎、平田、河野、渡辺、谷部も、

俳優座×古川の第二弾『火の~』に名を連ねていました。

 

その意味では、彼の世界観に精通した六名が

『血のように真っ赤な夕陽』を深める道先案内人に

なってくれるだろうと、期待しています。

と同時に、初参戦の三人が刺激になり、

また、先日絶賛の中、幕を閉じた『インク』に

出演していた俳優陣の勢いも風に!!

 

 

さて、立ち稽古を前に土曜日にはPCR検査を実施。

木曜日にはワクチン接種も控えています。

既に済ませている者もいて、『血のように~』組では

キャストスタッフあわせて九人が国立劇場へ……。

さらに言えば。座としては総勢名五十名ほどが

職域接種に名を連ねています。

 

 

まっさらな第一稽古場に仮道具を建て込んで、小道具も概ね揃えました。

 

 

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