『地のように真下な夕陽』志木でのゲネ。
昼を会館近くのラーメン屋で食べて、
隣の器屋さんが気になり、ふらりと。
ねこ柄はよくあるが、まさかのキリン。
当然、購入である。
各地の焼き物も揃えているが、奥には窯もあり、
店の半分は陶芸教室のスペースと、大きな店舗。
その外観。
帰宅後にググったら、創業100年を超える老舗
「うつわ荒井屋」と知る。
四代目店主の荒井将仁さんは数々の賞を得ていて、
店を継ぐにあたり修行した瀬戸・美濃の作家物から
普段使いのうつわまで、幅広い品揃え。
また〈用と美〉にこだわったオリジナルのうつわも並べている。
・・・鼻が利いたな。
見知らぬ土地で、吸い寄せられるように入る店。
「あらい」では店主は不在ながら、店員さんと少し会話。
良かったら窯を見ますか、と誘われひょこひょこ奥へ。
巨大な電気窯があり、ビビッドなマグカップも……。
今思えば、あれらは四代目の作品だったのだ。
さて、長野三都市でも、こんな出会いはあるかしらん。