神奈川県の巡演が昨日、無事終幕。
藤沢演劇鑑賞会と横須賀演劇鑑賞会の
例会共有のことを振り返ります。
8月8日は休演日。
前夜から3時過ぎまで雨。
スタッフはその日のうちに藤沢へ移動し宿泊。
アメリカンカジュアルなコンセプトのホテル。
さすが湘南の玄関口・藤沢。
ホテルのエントランスも室内内装もおしゃれ。
翌日9日も台風の影響で、時折強い風。
俄か雨も降り、スタッフは移動時濡れたけれど、
長野から始まったこの巡演は仕込から本番、
そして終演までは晴れてきた。この日も同様
藤沢市民会館を入ると、鮮やかな花々がお出迎え。
平時なら生花が飾られるのだけれど
COVID-19禍は、お手製の「花」が楽屋に咲いた。
心配りは、館内の消毒や個包装のクッキーの差入など多岐。
それは本日に限らず、巡演全体でのこと。
本当にありがたいこと。我々は芝居で返すしかない。
キャスト、スタッフが舞台で満蒙開拓団の物語を紡ぐ間、
制作はロビーで、会員と交流。
この作品のこと、劇団のこと、鑑賞会のことに加え、
個々の演劇との繋がりについてなどなど。
この一時が明日以降の光のヒントになることも多い。
そんな語り合いを見つめていた藤沢のオブジェ。
『血のように真っ赤な夕陽』巡演はまだまだ続く。
けれど19日の本庄まで、しばしの休息である。