麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ドレリハ~戒厳令ノート0829

2021年08月29日 | 俳優座

甲子園、智弁対決も気になったけれど、

劇団俳優座No.347『戒厳令』の

衣裳付き通し稽古はもっと気になったので稽古場へ。

 

 

13時開始予定だったけれど、前日の課題などを確認し、

その中で新たな問題が出て、その修正に時間を取る

・・・という流れで、14:10から始まる。

 

こういう予定外が、演劇の魅力だったりもする。

 

と、ここで少し脱線。本来の「ドレスリハーサル」は、

本番さながらの通し、つまりゲネプロと同意語で、

今回で言えば照明や映像がまだだから

厳密には「ドレス~」とは言わない。

 

さて昨今。

読み合わせと本読みが、もともとの意味は異なるのに

今や混同している人が多数……どころか、

昔でいえば間違っている方が主流と思われている。

てなことも含めて、あえて「ドレリハ」をタイトルに。

 

話を戻します。

 

前述したように、まだ照明も映像も入っていない中、

それでもカミュの『戒厳令』は、今、強く迫ってくる

演劇作品になっていた。

手前味噌になるけれど、かなりの仕上がりだ。

 

前作『インク』もお蔭様で高い評価を得た。

例えば「シアターアーツ」には、以下の劇評

http://theatrearts.aict-iatc.jp/202108/6837/

米屋尚子氏の筆。

 

 

もう少し、舞台の魅力を出しにしたいところなのだが、

「見てのお楽しみ」が多いので、ごめんなさい。

 

 

★おまけ★

「本読み」とは、作家または演出家が本を読み、

作品の意図などが説明されること。

「読み合わせ」は、それを踏まえて、

俳優が持ち役のセリフを読む。

・・・のだけれど、後者を今や多くが「本読み」という。

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