麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

瞞と向かって

2021年10月21日 | 俳優座

劇団俳優座No.348『面と向かって』は一種の法廷劇、ともいえる。

修復的司法と言われる、仲裁人や調停人による、

いわゆる裁判所ではない場所で行われる「司法」。

 

人間は嘘をつく動物なので、本作でも様々な虚実が語られ、

けれど、そのディスカッションの中で糸は次第に解れていく。

 

稽古は日々、ディスカッションの活性化に明け暮れている。

 

 

人間は、と書いた。自然はウソをつかない。

が、10月も半ばを過ぎてまだ夏の名残り。

と思いきや、急激に秋めいた。

なんだか騙されているような心持ちだ。

 

さて、瞞という文字から多くの人が連想するのは、

欺瞞(ギマン)でしょう。

他の音読みはバンとモン。

訓は、だまスあざむクはジル

(カタカナは送り仮名)

だから。

今回のブログタイトルは「マンと向かって」で十分なのだが、

中国語の発音は【men】なので「メンと向かって」も成立する。

 

そうそう。

金券ショップに年賀状が売り出されていて。

個人的には「え、もうそんな時期?」と狐につままれたような

心持ちになったりもした。

 


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