劇団俳優座No.235『インク』は
5月3日から第一稽古場に入った。
(それまでは第二稽古場で読み稽古)
本番も行う空間で千秋楽まで腰を据える。
日曜は休みなので、昨日で10回。
読み合わせを終えて立ち始めている。
・・・という意味でのstanding。
5/1付の弊ブログにも記述したとおり、
本作品は、のちのメディア王=マードックが、
母国オーストラリアで力を持ったのち、
英国に進出し、さらに「成りあがる」頃、
つまり日刊紙「ザ・サン」を買収して、
次なる階段を駆け上がる「若き王」時代を
ジェイムス・グレアムが2017年に発表したもの。
英語がカラッキシなので論語に逃げるが
人は三〇歳くらいで独立して生きていく
という教え「三十にして立つ」というが、
マードックは、この頃三十代後半。
・・・その意味でのstandも含む。
さて。
マードックが白羽の矢を立てた新聞人
ラリー・ラムは四十代。
論語では「四十にして惑わず」。
実際、ヨークシャー生まれのラムは
「全く新しい新聞」を作るべく、
デスクとしてブライアンを、
スポーツのトップにフランクを、
と次々に人材を集めていく! 惑わずに!!
そんな作品を、いかにして届けるかを
制作者は惑いながら送る日々です。
収束の見えない中で、感染予防対策に
心砕くのは当然としても……。
いやいや五十二にして天命をしらねば。
まだ第二で稽古していた際、出演の安藤みどりが誕生日。
みんなでお祝い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます