麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

stand-INK

2021年05月14日 | 俳優座

 

劇団俳優座No.235『インク』は

5月3日から第一稽古場に入った。

(それまでは第二稽古場で読み稽古)

本番も行う空間で千秋楽まで腰を据える。

日曜は休みなので、昨日で10回。

読み合わせを終えて立ち始めている。

・・・という意味でのstanding。

 

5/1付の弊ブログにも記述したとおり、

本作品は、のちのメディア王=マードックが、

母国オーストラリアで力を持ったのち、

英国に進出し、さらに「成りあがる」頃、

つまり日刊紙「ザ・サン」を買収して、

次なる階段を駆け上がる「若き王」時代を

ジェイムス・グレアムが2017年に発表したもの。

 

英語がカラッキシなので論語に逃げるが

人は三〇歳くらいで独立して生きていく

という教え「三十にして立つ」というが、

マードックは、この頃三十代後半。

・・・その意味でのstandも含む。

 

さて。

マードックが白羽の矢を立てた新聞人

ラリー・ラムは四十代。

論語では「四十にして惑わず」。

実際、ヨークシャー生まれのラムは

「全く新しい新聞」を作るべく、

デスクとしてブライアンを、

スポーツのトップにフランクを、

と次々に人材を集めていく! 惑わずに!!

 

  

 

そんな作品を、いかにして届けるかを

制作者は惑いながら送る日々です。

収束の見えない中で、感染予防対策に

心砕くのは当然としても……。

いやいや五十二にして天命をしらねば。

 

まだ第二で稽古していた際、出演の安藤みどりが誕生日。

みんなでお祝い。


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