麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

die Männer/00~プレ読み合わせ

2020年12月21日 | 俳優座

ナンバー公演『正義の人びと』

(作/アルベール・カミュ、

翻訳/中村まり子、演出/小笠原響、

於/俳優座劇場)、

巡演作品『北へんろ』(作/堀江安夫、

演出/眞鍋卓嗣、於/四国四県)の

稽古が並行する中、来年の三月の

No.345『雪の中の三人』も始動している。

(作/エーリヒ・ケストナー、

翻訳・演出/小山ゆうな、於/俳優座5階稽古場)

 

他の稽古や撮影で欠席した者もあったが、

さる17、18日、代役も織り交ぜながら

読み合わせして、ケストナーに触れた。

 

Erich Kästner

(1899年2月23日~1974年7月29日)

『飛ぶ教室』『二人のロッテ』などで知られる

ドイツの作家・詩人である。

ケストナーは反ナチの立場を貫き、

よって多くの作品が発禁焚書となった……。

逆境の中、ケストナーは別の筆名で著作を続け、

その一編に『雪の中~』も含まれる。

 

『Drei Männer im Schnee』。

日本では『雪の中の三人男』として

発刊されているのだけれど、

翻訳・演出の小山氏の想いから

弊団は『雪の中の三人』を採用した。

 

理由は別の機会に書くとして……。

あえてなくなった「男」にあたる

die Männerを弊ブログでは使おうと思う。

この芝居に関わるシリーズタイトルとして。

ただ。

わたくし的には「人」の意味で!

 

16日は美術打ち合せの一回目も終え、

衣装打ちのための準備も進んでいる。

・・・と、まずは予告編的な「00」。

 

キービジュアル等もまだなので、

公演の成功を祈り・・・

・・・頂きものの「開運えと飴」。

中に入っていたおみくじは「大吉」。

 

ドイツとはまるで関係ないけれど、

上演する日本では大いに縁起が良いので。

……あ「えんぎ」とキーボードを叩いたら

演技がまず出た。演技が良い、も善い!!

 

いろいろとご期待くださいませ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北へんろ、西へ(四) | トップ | 北へんろ、西へ(五) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿