ナンバー公演『正義の人びと』
(作/アルベール・カミュ、
翻訳/中村まり子、演出/小笠原響、
於/俳優座劇場)、
巡演作品『北へんろ』(作/堀江安夫、
演出/眞鍋卓嗣、於/四国四県)の
稽古が並行する中、来年の三月の
No.345『雪の中の三人』も始動している。
(作/エーリヒ・ケストナー、
翻訳・演出/小山ゆうな、於/俳優座5階稽古場)
他の稽古や撮影で欠席した者もあったが、
さる17、18日、代役も織り交ぜながら
読み合わせして、ケストナーに触れた。
Erich Kästner
(1899年2月23日~1974年7月29日)
『飛ぶ教室』『二人のロッテ』などで知られる
ドイツの作家・詩人である。
ケストナーは反ナチの立場を貫き、
よって多くの作品が発禁焚書となった……。
逆境の中、ケストナーは別の筆名で著作を続け、
その一編に『雪の中~』も含まれる。
『Drei Männer im Schnee』。
日本では『雪の中の三人男』として
発刊されているのだけれど、
翻訳・演出の小山氏の想いから
弊団は『雪の中の三人』を採用した。
理由は別の機会に書くとして……。
あえてなくなった「男」にあたる
die Männerを弊ブログでは使おうと思う。
この芝居に関わるシリーズタイトルとして。
ただ。
わたくし的には「人」の意味で!
16日は美術打ち合せの一回目も終え、
衣装打ちのための準備も進んでいる。
・・・と、まずは予告編的な「00」。
キービジュアル等もまだなので、
公演の成功を祈り・・・
・・・頂きものの「開運えと飴」。
中に入っていたおみくじは「大吉」。
ドイツとはまるで関係ないけれど、
上演する日本では大いに縁起が良いので。
……あ「えんぎ」とキーボードを叩いたら
演技がまず出た。演技が良い、も善い!!
いろいろとご期待くださいませ。
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