劇団俳優座『火の殉難』
2020年11月6日~22日
俳優座5階稽古場
本作主人公の高橋是清邸は、今
「江戸東京たてもの園」にある。
総栂普請(そうつがぶしん)の洋間。
寄木張りの床で、2.26事件の現場となった
2階部分も見ることができる。
※現在はCOVID-19の影響で内覧不可。
ちなみにツガという植物で装った建築。
大きな御屋敷である。女中さんもいて、
本作では平田朝音が演じる。
その平田と、高橋是清の長男夫人
愛子役の山本順子、さらには
是清の養父母役の岩崎加根子で
近々別のイベントに出演する。
平和祈念展示資料館
『秋のオンライン演劇公演』
10月の毎土曜日、14時からの配信。
俳優座はその第三弾、24日配信の
『生徒との約束をつらぬいて』を担当。
昨日も『火の~』稽古後、
三人は『生徒との~』読み合わせを。
資料館の熊倉氏も立ち会っていただき…。
10/24 朗読公演 予告
上記が、館で作っていただいた予告編。
ほとんど素材がないので地味な作り
一方、館自体の紹介映像が気合が入っている。
それが下掲。
「きっと、誰かを連れて行きたくなる。」平和祈念展示資料館
と、新宿住友三角ビルにある
平和祈念展示資料館の件くだりは
これくらいにして・・・
『火の殉難』の話に戻ります。
既に女優陣は、自前の着物を稽古着に
大正昭和の空気感を醸し出しています。
特に平田の着こなしは流石だ。
最後になったが役名は「阿部千代」。
なんだか耳馴染みのある音である。
「あべちよ」……阿部知代……
そんなアナウンサーが確かいた。
古典芸能にも精通し、着物も着こなす
そんな印象があるが、勘違いだったか?
兎にも角にも。
俳優座の「あべちよ」は、
ピリリと効いた女中頭である。
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