両国の寺社境内に「喜昇座」として
始まったのが1850年頃。
73年、日本橋久松町に移り、
78年の大改築とともに「久松座」。
しかし2年後に火災で焼失。
85年「千歳座」と改称し新築開業。
初代市川左團次が座元となり
「明治座」となったのが93年。
以降の歴史はハショるけれど、
日本橋浜町に鉄筋コンクリートの
ビルヂングとなった芝居小屋で今、
上演中なのが『儚き光のラプソディ』
地球ゴージャス三十周年記念公演だ。
岸谷五朗と寺脇康文により1994年
結成された演劇ユニット
2002年VOL.6『カルテ』から
岸谷の脚本となり、大和ハウスが
06年から冠スポンサー。
これまでに、小泉今日子、
石田ひかり、本田美奈子などなど
豪華なゲスト陣を迎えてきた
プロデュース公演が今月26日迄。
演歌歌手のお芝居と歌謡ショーに
全国からバスで団体さんが来る!
かつての興行からは時代とともに
変化してきて……とはいえ、
今月8日〈2025年の幕開けは
純烈が登場! 芝居とコンサート
2本立てでお贈りします〉と
発表があり伝統も守りつつ。
なので、地球ゴージャスも
幕間はたっぷり。
ゴロちゃんテラちゃん、イチオシ!
「鶏の照り焼き」など“ゴージャス”な
御膳をいただくことも可能だ。
最近は、演劇人ですら幕間を
「まくま」と読んだりする。
「まくあい」が正しいけれど、
興行形態に演目、はたまた
そもそもの演劇スタイルも
変容していくので……
【昔はマクアイと読まれたが、
2050年代にはマクマが定着した】
などと辞典に載る日も近いのか……
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