8月4日は「橋の日」。
小学校高学年の頃、たかはしなので
渾名が「はし」でしたが・・・
それとは関係なく、昨日の『エンパイア』の
書き損ねた話から
印象に残ったひとつは、芸もさることながら
舞台部の機敏な動きでした。
4Mの円形舞台の床面は基本リノリウム
(ゴムっぽい素材)でパフォーマンスにより
その上にパンチ(カーペット素材)を脱着した。
その作業が何度も繰り返され、その他
脱ぎ捨てた衣裳や履物の撤収など
仕事っぷりが鮮やかでした
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ショーのつながりによって黒づくめのスタッフだと
雰囲気が壊れる場合は出演者が流れのなかで行う、
そんな演出も含めて、さすがでした。
演劇でも「ものの出はけ」は大切。
ついつい観察してしまいました
誤解のないようあえて書くと。
舞台部は目立つことない無駄のない動きで
職業柄、意識的に見た僕以外には
完全な黒子でありました。
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HPの紹介文も個人的にお気に入り。
《2012年、ニューヨークで初演し、
スマッシュヒットを記録、そして
シドニー、メルボルン、ブリスベンでの
チケット完売に続き……》とあるのですが、
NY初演を「スマッシュヒット」と素直(?)に
認めているのが潔いぞ。
ここから矛先変わります。
ダークシルク第二弾というだけあり、
大人を意識したステージは「下ネタ」が多かった。
また「客いじり」が開場中から行われる。
「ショー」を見る習慣がまだ根付いていない
わが国において、観客は楽しみながらも、
やはり戸惑う方が少なくなかったのは事実。
「ショー」っつ~か、生のステージに触れる
機会自体、ここで声を大にするまでもなく
「日常」ではない現状のわが国
僕の小さい頃盛んだった、ただ自分含め
子供には少々迷惑な学校での芸術鑑賞教室。
(今はそれをお願いする側になったが
)
それも少子化やゆとり教育などなど
多岐にわたる要因から実施がどんどん減って。
勿論、学舎で年に一度の鑑賞は一例であって、
それが全てを劇的に変えるものではありませんが。
そーゆー所含めて距離感がまだまだ遠い日本。
嗚呼。せっかく世界一流の技を堪能しながら、
帰りの電車でこんなことを考えてしまうとは。
よろしくありません。
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演劇製作者のはしくれとして、
観る側との「架け橋」になるべく
もっと頑張らないとな。
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例えば、文部科学省の方針に変化がみえ
《体験》とセットでの鑑賞が促進されてきたり、
民間の「ライブ」への資金投入の兆しが
明らかなことをもっと活用できるように。
小学校高学年の頃、たかはしなので
渾名が「はし」でしたが・・・
それとは関係なく、昨日の『エンパイア』の
書き損ねた話から

印象に残ったひとつは、芸もさることながら
舞台部の機敏な動きでした。
4Mの円形舞台の床面は基本リノリウム
(ゴムっぽい素材)でパフォーマンスにより
その上にパンチ(カーペット素材)を脱着した。
その作業が何度も繰り返され、その他
脱ぎ捨てた衣裳や履物の撤収など
仕事っぷりが鮮やかでした
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ショーのつながりによって黒づくめのスタッフだと
雰囲気が壊れる場合は出演者が流れのなかで行う、
そんな演出も含めて、さすがでした。
演劇でも「ものの出はけ」は大切。
ついつい観察してしまいました

誤解のないようあえて書くと。
舞台部は目立つことない無駄のない動きで
職業柄、意識的に見た僕以外には
完全な黒子でありました。
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HPの紹介文も個人的にお気に入り。
《2012年、ニューヨークで初演し、
スマッシュヒットを記録、そして
シドニー、メルボルン、ブリスベンでの
チケット完売に続き……》とあるのですが、
NY初演を「スマッシュヒット」と素直(?)に
認めているのが潔いぞ。
ここから矛先変わります。
ダークシルク第二弾というだけあり、
大人を意識したステージは「下ネタ」が多かった。
また「客いじり」が開場中から行われる。
「ショー」を見る習慣がまだ根付いていない
わが国において、観客は楽しみながらも、
やはり戸惑う方が少なくなかったのは事実。
「ショー」っつ~か、生のステージに触れる
機会自体、ここで声を大にするまでもなく
「日常」ではない現状のわが国

僕の小さい頃盛んだった、ただ自分含め
子供には少々迷惑な学校での芸術鑑賞教室。
(今はそれをお願いする側になったが
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それも少子化やゆとり教育などなど
多岐にわたる要因から実施がどんどん減って。
勿論、学舎で年に一度の鑑賞は一例であって、
それが全てを劇的に変えるものではありませんが。
そーゆー所含めて距離感がまだまだ遠い日本。
嗚呼。せっかく世界一流の技を堪能しながら、
帰りの電車でこんなことを考えてしまうとは。
よろしくありません。
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演劇製作者のはしくれとして、
観る側との「架け橋」になるべく
もっと頑張らないとな。
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例えば、文部科学省の方針に変化がみえ
《体験》とセットでの鑑賞が促進されてきたり、
民間の「ライブ」への資金投入の兆しが
明らかなことをもっと活用できるように。