麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

「トランプ現象」な年の師走の二週目のことを話しわす(^_^;)

2016年12月11日 | 身辺雑記
2016年、とある国の大頭領選挙は
まさかまさかの結果に終わった。
その国初の女性大頭領誕生ならず。

また別の国の初の女性大頭領は
弾劾されて職務停止に。
これまた吃驚(@_@)

我が国の大晦日の長寿番組では
芸能界のドンと呼ばれた歌手が落選。

そんなこんなで〈女性〉苦難の年と
2016年は言えなくもない。
霊長類最強と言われたレスラーが敗れ
五輪銀メダルとなったのも今年だ(>_<)

もちろん吉田沙保里に関しては
十二分に誇れる結果である\(^-^)/

そんなこんなの2016年の師走の
第二週は観劇が二本。

今年はまだ四十本観ていない
ローペースだ。C=C=(;・_・)
フリーになった近年、お陰様で
年に二十弱の作品に関わらせて頂き、
結果、観客として劇場に行く時間が
どうしても少くなるのだが(T_T)

それはさておき。今週の二本は・・・

政府の文化助成への干渉を題材とした
ドリームプレイ『検閲』(上野ストアハウス)
と劇団俳小『弟の戦争』(シアターグリーン)

前者は日韓演劇週間vol.4の一環で
韓国のカンパニーの作品で、
後者は湾岸戦争がテーマ。
偶然だがどちらも政治色の強い舞台に。

僕の見た回はともに客席が一杯。
そーいえば……
沖縄の基地問題にフォーカスした、
先月末観劇の東演『琉球の風』も
劇場外に「本日満員御礼」の貼紙が。

この数で言い切るのは根拠に乏しいが、
見る側に一定の興味があること、
届ける側に強い訴求力感があることは
うっすら浮かんでは来るだろう。

まぁ僕が長らく新劇に身を置いた
そーゆー出自なのも大きいけれど。

その東演で多く演出を手掛けた
ベリャコーヴィッチが急死した。
モスクワで命の灯を消したのは6日。

その数日前に来春の東演公演の
打ち合わせを元気にしていたと
訃報とともに聞いたように
本当に青天の霹靂。
未だ信じ難いが、一昨日の金曜に
劇団員を中心にお別れの会を開いた由、
やはり本当と受け止めざるを得ない。

ただ今日のブログタイトルのもと
書き進めるのは相応しくないから別稿にて。

合掌。心より御冥福を。
てか、ベリャさんのこと向こうに行っても
大暴れするに決まってるか。

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キリンレッドリスト

2016年12月10日 | 身辺雑記
「キリン・レッドリスト」というWordは
新発売の飲料やスポーツのチーム名を
連想したりもするだろうが、
〈キリンが絶滅危惧種になった〉という
とてつもなく哀しいニュース。

知る人ぞ知る、僕はキリニストだ。
携帯のアドレスなどにも使い、
キリン好きを知る友人たちは
グッズをプレゼントしてくれる。
当然自らもちょいちょい購入して
点数はゆうに二百を超えている。

報道によれば。
1985年に15~16万頭いたキリンが
昨年の調査では四割近く減少し
約9万7500頭になったと。
三段階では最も危険度が低い
「絶滅危惧二類」なのが、
ほんのちょっぴり救いだけど、
たった30年での「激減」は、やばい。

ちなみに伝説の霊獣「麒麟」と
首の長い動物の「キリン」、
呼び名が被っているのは、
動物園が購入する際に金額が足りず
「中国の珍しい生き物・麒麟を呼ぶ」
と園長が偽り、予算の増額に成功、
展示の際も「キリン」と表記。
それが日本に定着したためで、
他の国々では「giraffe」と呼ばれ
混同はされていない。

また、これほど知られていて、
かつ愛されている動物ながら
実は生態の研究が進んでおらず、
これまで1種の中に9亜種が存在
という説が定着していたが、
少なくとも4種いる可能性あり、
との新説が近年発表されたばかり。

キタキリン、ミナミキリン、
アミメキリン、マサイキリンに
明らかな遺伝的差異があり、
それはつまり、亜種ではなく、
それぞれ異なる種だと。

例えばシロサイについての論文が
2万本もあるのに対して、
キリンのそれは400本ほど。
そういう状況下でのRL入りは
研究にダメージを与えるだろう。

個人的には研究もさることながら
愛しいキリンたちが一頭たりとも
減って欲しくはないわけである。

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希望と十二夜

2016年12月07日 | 制作公演関連
前回、僅か一行しか触れなかった
〈今月末の公演〉について、
今日は少し詳しく書こう。

12月26~29日。
J-Theaterの2016年最後の公演は
また随分と押し迫った時期の上演で
僕的にも制作納めの芝居になる。
……まぁ日時的にそりゃそーだ(^-^;)

J-Theater得意の(?)複数プログラムを
下北沢の小劇場「楽園」で。

26日、宇井孝司音楽朗読劇集『希望』
27~29日、シェイクスピアの『十二夜』



今年は三好十郎+宮沢賢治という
まずマッチングされない作家の
交互上演もお届けしたJ-Theaterだが、
ラストを飾るのは、劇聖の喜劇と
『ジャングル大帝』『タッチ』
『たれぱんだ』『葉っぱのフレディ』
などなど誰もが知るアニメーションを
多数手掛けてきた宇井孝司の世界。

これまた普通ない企画だ(#^.^#)

宇井作品は26日に楽園で幕を開け、
一日おいた28日には国分寺のカフェで
空間に加え、演出も少しかえての
パフォーマンスを予定している。
詳しくは、J-Theater公式ブログ
(http://www.j-theater.jugem.jp)
に譲りつつ・・・

『希望』は作品集と謳うだけあり、
以下の四篇から構成されることは
補足しておこう(^o^)v

アニメーション
「平和交響曲第一楽章、第三楽章」

「ファックスという名の白鳥の物語」

「名護の未来の物語」

「天使の羽根の降った街」

「フォックス」「未来」の作曲に佐田詠夢。
28日には本人自らピアノを奏でる。

この日は『風に立つライオン』等
過去のJ-Theaterの舞台で美声を響かせた
バリトンの武田直之も加わる。

華やかな夜・・・なるのだが
その日高橋はシモキタです(>_<)

その『十二夜』
今回もラップやダンスを盛り込んだ
Shakespeare garden Liveの第二弾だ。

稽古の様子はちょいちょいアップ、
の心積もり、ですm(__)m

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「神ってる」年の師走の一週目のことを話しわす(^_^;)

2016年12月05日 | 身辺雑記

2016年の流行語大賞「神ってる」
というニュースに対して、
「何それ?」「そんなに流行った?」
とゆー声が割と多いようだ。
ヤクルトファンでアンチGの僕的には
野球界を越え、一般的にも
充分流布したという印象だが、
その納得いかん組の中の演劇人の
割合が高いことに嘆息する。

本来視野広くあるべき人種のはずの
怠惰を責め、ため息をつく訳ではなく、
アンテナを高くする余裕なく
稽古や習い事や、あれとかに忙しい、
その状況を解消できない
演劇制作者のはしくれとして
情けなや、の嘆息である。

「あれ」はバイトを指します(T_T)

さてそんな2016年も最後の月。
その最初の週(たった三日)。

まず一日、都内の倉庫街。
中古車屋さんでもない場所にぽつりと、
一台だけ売られているワーゲンを見た。


本気なのか、洒落なのか?
まじなら、これって許可とか必要ないの?
と思いながら通り過ぎた。

二日は今月末の公演打ち合わせ。
新宿のど真ん中のビルのエレベータ。
発展途上国の雑な修理みたいな
応急処置だったので、思わず撮る。


四日、上野で韓国の芝居を見た。
見たので、韓国料理を食べた。

さすが上野!
トイレのごみ箱がパンダ。




めっちゃ安い店もたくさんある。
軽めの食事だったので、池袋に戻り、
〆のラーメンを。

我々のちょいと後、隣のテーブルにも
〆に来たのは男性三人。
かなりいい調子で、声高に話す。
いやでも会話が聞こえてきて、うち二人が
東洋大卒とわかる(゜゜;)(。。;)

しかも一人は印哲だと。
「一寸前に中哲と一緒になってさ、
東洋哲学になっちゃたんだよね」
惜しい(>_<)
東洋思想学科ですよぉと教えたかった。
(印哲=印度哲学、中哲=中国哲学文学)

いずれにしろ、柵で仕切られた席にいた
こちら我が夫婦と空手関係の三人の
五分の三が鉄紺OBとは、、、。

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冬のオープンテラスと仁義

2016年12月04日 | 身辺雑記
アイドルの曲名と浪花節のテーマを
くっつけたみたいな題名ですが……


ベトナムでは戸外での飲食が盛んと
過去のブログに書いた。
(『かもめ』ハノイ記motからbay、
及び、ベトナムこぼれ噺・前後編)
店に限らず、住居の外でも
銭湯の小さな椅子みたいなプラ製の
簡単な作りに老若男女が腰掛けて、
語り、飲み食らう、楽しげな景色が
かなり深い時間まで見られた。

転じて日本の冬。
こじゃれた店のテラスでは
ケーキやら紅茶をテーブルに会話する
カップルだの友人同士の姿……。

こんなに寒いのに
わざわざお金を払ってまで
何故そこが良いのか理解に苦しむ。
恐らくは。
そのお目当が美味しいのだろう。
そうに決まっているが、外で?

余り食に興味がないからの感想で、
「寒風荒ぶ中スタンドでサッカーを
ただ見ているだけよりましよぉ、
甘い食べ物温かい飲み物があるもの」
と言われれば返す言葉がない。


ふと思い出す。
放課後の小学校の校庭のど真ん中で
一個上の先輩と延々立ち話。
憧れの女子ならいざ知らず、
なべじーとみなみっちょだ。

僕は中二、むこうは最上級生。
部活の帰り道、小学校の近くで
偶然出くわして「喫茶店」に、
ってわけにも中坊だから行かず(>_<)
の前に、川崎のはずれの田舎町、
そんな店は駅前にしかねーって話。

渡辺先輩はバスケ部の副将、
南先輩は我がバレー部のレフト。
僕のほかに同学年も誰かいたはず、
だが覚えていない。
大した話をしたわけじゃないが、
終わりかけると次の話題がひょいと、
そんな繰り返しで辺りは暗くなり、
よーやく別れたのだった。
元気がほんとにあり余ってたな

外といえば。
中三のホワイトデーは卒業式より
随分うしろの日にちだった。
でも律儀な僕はお返しに回って、
概ねサクッと終わったのだけれど、
石川ひとみと倉田まり子を足して
二で割ったような、悩める熊谷は
例のごとく男がらみの
(所詮、中学生だから今思えば
たかが知れている話だけれど)
相談をしはじめて、団地の公園の
木のベンチに座って・・・
と、これは別の話。

あの頃。
小学校の校庭はオープンで、
僕は中学の行き帰りに通っていた。
犬の散歩にくる近所の人もいた。

小六。僕らのクラスで流行った
「全面サッカー」のボールに
そんなワンちゃんが絡むことも。

メモ全面サッカーとは。
我が五組の高橋らの発案。
いわゆるドッヂボールサイズの
コートで球を蹴るのは狭すぎる。
しかしまた、校庭は皆のものでもある。
ドッヂをする組、ひわまりの連中、
お鬼ごっこに縄跳び等を優先させながら
校庭というオールコートでサッカー。
別の遊びの同学年や下級生が
攻め手にとっては障害となる仕組み。
ゴールは野球のバックネットと
築山の二本の滑り台の間。
toshiyediaより。

色んな凶悪事件もあり、
昨今は門を閉じ、入校の際は
記名のうえネックカードを提げたり。

昭和の善き時代。
怪しげな教育教材を売るおっちゃんに
阿漕な人もいたけど、それでも
ぎり敷地じゃないところで待つ、
そーゆー仁義はあったよね。

熊谷はまだ銀座でママをしているのか。
クラブ最高峰の地で仁義ある戦いを
繰り広げていつのだろうか。
これもまた別の話・・・
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センチメンタル⭐ナンシー

2016年12月03日 | 身辺雑記
携帯のコマーシャルだったか、
昔アイドルだったタレントが
懐かしいヒット曲を歌っている。

伊代ちゃんがデビュー曲
『センチメンタル・ジャーニー』を、
早見さんは5枚目のシングルで、
オリコンチャート7位を記録した
代表作『夏色のナンシー』を。

往時を知る者にとっては、
前者が「ちゃん」、後者が「さん」
という呼称の違いに合点がいくだろう。
或いは、最近の二人しか知らない
若い世代も今のそれぞれの佇まいから
あぁ確かにね、と思うかもしれない。

年齢は実は伊代ちゃんが一個上、
かつデビューも一年先輩ながら、
ちゃん付けさん付けの違いが生じる。
それはだておき。
競争の激しい世界で今なお活躍する
伊代ちゃん、早見さんは凄い。
同世代としても嬉しい

あの頃。
花の82年組(早見さんが該当。
他に小泉今日子、中森明菜、
石川秀美、シブがき隊など多数)
を中心に、その前後数年は
アイドル全盛期であった。

早々に結婚し引退した者
(筆頭は、薬丸くんとゴールインの
秀美ちゃん)、はたまた転身組など
およそ三十年それぞれの幾星霜だ。

別のCMで友近が替歌を熱唱。
明菜の『ミ・アモーレ』である。
彼女のブランドイメージから
あの手の仕事をする筈もないが、
それ以前に、現状彼女が広告媒体に
姿を現す力はないのもまた事実だ。

ず~っと「早見さん押し」なので
明菜の動静に余り関心はないけれど
・・・ここで訂正です。

Y!mobileのCMの早見さんの曲は
『夏色のニャンシー』で、
伊代ちゃんのは『フクロのナカ・ナーニー』
って、ほぼ原型止めてないよ(・・;)

戻ります。
明菜の動静に余り関心はないけれど、
友近の歌を聞いて、少し胸が痛くもなる。

もちろん、人生あがってなんぼ、だから
明菜復活がないとは言えないが……。

ルーキーイヤー、初先発で
完封勝利をあげながら以降結果が出ず、
数年後、静かにユニフォームを脱ぎ
「ドライチ○○引退」と、
その鮮烈デビュー以来記事になるのが最期。
反対に。
テスト生で入団し、遅咲きで一軍定着、
こつこつ安打を積み上げて、
名球会に名を連ねる者、等々
スポーツの世界でも人生色々、
役者にいたっては本当にいつ花が咲くか
まるで見当がつかない。

と、ここで再び訂正です。
友近ではなく、彼女の親友の
演歌歌手・水谷千重子でした。
スキンケアのCMで歌っているのは。

末筆ながら。
あれほど面白かったSoftbankの
白戸家シリーズの最近のつまらなさは
いったい何なんだろう?

auの三太郎シリーズの圧倒的な
クオリティーに戦意喪失したのか。

ま、携帯四社にも販売数やら
コマーシャルの面白さなどなど
栄枯盛衰の山あり谷ありが
あるのだろうけれど、、、。
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