麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『血のように真っ赤な夕陽』ゲネ小屋打ち。

2021年07月13日 | 俳優座

志木市の公共ホール

市民会館パルシティの外観です。

 

一枚目は、ゆるキャラ「カパル」が

ラッピングされた公社の軽四。

志木市文化スポーツ振興公社の公式キャラ

「カパル」は、2018年のグランプリを戴冠。

(勿論、ゆるキャラグランプリの、です)

 

話が前後するけれど。

東武東上線「志木駅」から徒歩10分ほどの

パルシティにて、7月23日にゲネ。

作品は『血のように真っ赤な夕陽』。

4県10都市11会場で13ステージを巡演するための

舞台稽古を行うに当たり、会場との打ち合わせ。

 

 

志木駅東口駅前にはマルイ。

しかも駅とコンコースで繋がっているので、

ふと僕の故郷・川崎市の、中核都市のひとつ

溝の口の駅前を思い出した。

そうそう、溝の口には今回の巡演でも赴く

川崎市民劇場なかはらの事務所もある。

 

さて、志木駅から歩いて10分ほどで、

水車のモニュメントに出くわした。

これはこれで川崎の二ヶ領用水を彷彿……。

 

閑話休題。

と、制作は外回りしているけれど、

六本木の稽古場では今日も『血のように~』の

稽古が積み上がっています。

 

最後の一葉は、劇場搬入口からのアングル。

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ふつかつづきの雷雨

2021年07月11日 | 身辺雑記

雷がゴロゴロ鳴り、ダーっとひとしきり

土曜の夜、強めの雨になった。

そのあと私は『戒厳令』の美術打ち合わせを

リモートで……あ、戒厳令とはカミュの戯曲で、

俳優座の次回公演のタイトルであります。

 

明けて日曜日の今日。

曇天ながら溜まった洗濯物をなんとかしようと

家で脱水までして、チャリでコインランドリーへ。

 

 

そしたら到着した頃に、晴れてきた。

そんな時の、写メ

このあとジリジリとさらに日差しが強くなるのだが、

引き返すのも口惜しいし、湿度もめっちゃ高かったから、

マシーンにチャリンチャリンしたのでした。

 

 

上の、謎の一葉はコインランドリーの外の床面。

 

さて、予報では15時くらいに雷雨と

確かにそれは知っていたけれど、

実際そんな気配は感じなかった昼下がりでした。

いや~、昨今の「天気」における技術革新恐るべし!

本当に、てか想像をこえた威力の、雷雨でした。

ベリッ、ドーン 的な。

ゴロゴロ、ピカッから少ししてどこかに落ちる

我々のよく知るパターンではなくエゲツナイやつでした。

 

とにもかくにも、コイン乾燥機は正解でした。

そして明日も不安定らしい。

気をつけねばならない。

・・・それは天気もだし、

納得のいかない政治の動きにも、気をつけねばならない。

 

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ひさしぶりの晴れ

2021年07月10日 | 身辺雑記

 

何日ぶりのお日様かしら。

我が家の近くにある某空手の総本山の

建物越しに青空を撮ってみた。

 

空手界は流派が多くて、いわゆる四大流派

松濤館流・和道流・糸東流・剛柔流)をはじめ、

とてつもない数がある。それらは寸止めが基本で、

つとに有名な「極真」も源は松濤館流にある。

 

祖は大山倍達師。フルコンタクトの道を拓いた

「極真」も今では枝葉が豊かだ。

・・・と、そーゆー話じゃないのです。

 

でも、まもなく始まるオリンピックに、

今回から空手は採用され、COVID-19禍の前は、

喜友名諒(男子・形)、清水希容(女子・形)が

金メダル候補として随分露出していた……。

 

 

開幕まで二週間を切ったわけだが……。

前回の緊急事態宣言が解除されてすぐ

(6月21日くらいだったと思う)

地下鉄の階段にラッピングされたのが印象的。

本当なら、もっともっと早くから、

地味に階段に、じゃなく、壁から何から

派手に「TOKYO2020+」な勢いだったはず。

ただ。

そんな空気は微塵もなかったもんな。

 

オリンピックの話でもない。

括弧、とはいえ、アスリートの一人ひとりには

力を出し尽くして欲しいと思っています。

括弧閉じ。

 

何日ぶりのお日様だったけれど。

湿度は相変わらずだったから、爽快ではなかった。

と、つい愚痴っぽくなる。

稽古を終えて、書いていたら、雷ゴロゴロ

不安定な天気である。

 

九州南部に山陰に山陽も心配だ。

そうだ、少しでも晴れただけ良い。

 

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ワクチン接種

2021年07月08日 | 身辺雑記

 

一夜明けて、やはり今日のほうが少し痛い。

痛いというより、違和感?

はい、ワクチン接種をきのう。職域で。

 

 

隼町にある国立劇場の、小さいほうで。

劇団の希望者が集まって射ってまいりました。

 

 

検温、手指消毒後、まずはロビーで待機。

書類チェックや身分証明など経て、

劇場の舞台の上でワクチン。経過観察は客席。

BGMも落ち着いた感じの曲で、粛々と。

 

唐突に、話が変わりますが。

20代の頃、小劇場の制作をフリーでやっていて、

勿論、そのギャラだけでは食べられず、

警備のアルバイトをしていました。

私邸警備が主で、某メガバンク頭取宅や

大手航空会社副社長宅などを24時間交代で。

 

その会社事務所が、半蔵門駅近くにあったので、

記憶をたどってみたけれど、

まるで風景が違って分からなかった。

 

戻るのもつまらないので、国会議事堂前駅まで

散歩して、劇団に戻った。

 

 

その途中の一枚。

きのうは、てなわけで『血のように真っ赤な夕陽』

稽古はお休み。

『血の~』キャストスタッフも10人くらい接種。

本日再開。

 

四度発出されることが決まった緊急事態宣言。

だが、さらに気を引き締めて前進する。

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『血のように真っ赤な夕陽』巡演衣裳合せ

2021年07月07日 | 俳優座

 

『血のように真っ赤な夕陽』巡演の衣裳合せを

七夕の今日おこないました。

(上は初演の舞台写真。下は衣裳合わせの模様)

 

初演を思い出しながら・・・

・・・そうそう、戦争の舞台といえばゲートル。

そして衣裳ではないですが、雰囲気のある小道具たち。

 

そう、今日は一般的には「たなばた」。

大学時代の授業(中国哲学文学科)では

「しちせき」と読みながらレ点を打っていました。

wikiによれば、中国・日本・韓国・台湾・ベトナム

などにおける節供・節日のひとつとあるけれど、

「など」が少々気になります。

 

満蒙開拓に赴いた人々も「夢」を描いて海を渡り、

その芝居に関わる我々は、その想いを大切に掌に包みながら、

COVID-19禍、慢心せずに公演の成功を祈りつつ・・・稽古。

そして衣裳合わせ。

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『血のように真っ赤な夕陽』巡演立ち稽古へ。

2021年07月05日 | 俳優座

劇団俳優座『血のように真っ赤な夕陽』は

今月一日から稽古を始め、週をまたいで

今日から立ち稽古に入りました。

 

作は古川健。所属の劇団チョコレートケーキは

大逆事件を扱った『一九一一年』の開幕を

今月の十日に控えています。

三軒茶屋駅からすぐのシアタートラムにて。

 

演出は川口啓史。昨年十一月に古川戯曲

『火の殉難』でもコンビを組み、好評でした。

主人公が高橋是清だったこともあり、

客席には多くの現職政治家の姿もありました。

 

出演は、劇団代表の岩崎加根子を座頭に、

平田朝音、河野正明、矢野和朗、河内浩、

瑞木和加子、渡辺聡、安藤みどり、谷部央年、

齋藤隆介、小泉将臣の初演からの連投組に、

今回の巡演から加わる深堀啓太朗、天明屋渚、

髙宮千尋の俳優座演技部の十四名となります。

ちなみに。

演出川口ばかりでなく岩崎、平田、河野、渡辺、谷部も、

俳優座×古川の第二弾『火の~』に名を連ねていました。

 

その意味では、彼の世界観に精通した六名が

『血のように真っ赤な夕陽』を深める道先案内人に

なってくれるだろうと、期待しています。

と同時に、初参戦の三人が刺激になり、

また、先日絶賛の中、幕を閉じた『インク』に

出演していた俳優陣の勢いも風に!!

 

 

さて、立ち稽古を前に土曜日にはPCR検査を実施。

木曜日にはワクチン接種も控えています。

既に済ませている者もいて、『血のように~』組では

キャストスタッフあわせて九人が国立劇場へ……。

さらに言えば。座としては総勢名五十名ほどが

職域接種に名を連ねています。

 

 

まっさらな第一稽古場に仮道具を建て込んで、小道具も概ね揃えました。

 

 

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アスハトギセン

2021年07月03日 | 身辺雑記

明日は都議選。

我が選挙区は確か6人の立候補者。

自公立共古、、、ん?「古い党」??

思わず調べたら、嗚呼なるへそ

公共放送局をナンチャラと謳っていたところが

名前をかえたらしい。そして、無所属1名。

 

思えば・・・6月27日まで公演だったので

なんとなく遠い存在・・・本番中、選挙カーが

遠くから迫ってくるたびにハラハラさせられました。

稽古場ゆえ、劇場と異なり防音が完全ではないのです。

 

アスハトギセン。

片仮名で書くと何だか新しいワクチンみたい。

……或る意味で政治家は我々の生活の、

ワクチンの役割も果たす場合も、あるのかな。

 

情勢予測によれば、…あ、私の選挙区の話です。

現職3人に元職1人の4人が激しい戦いなのだそうだ。

 

争点はなんなんだろう?

街を歩いていると〈SDGs未来都市〉

〈自治体SDGsモデル事業〉の文字が目につき、

上記W選定は東京都初と区長は意気軒高だが、

あくまで今回は「都議」をえらぶ選挙だものな…。

 

てなわけで、区から全体に目を移せば・・・

前回旋風を巻き起こした党が失速し、

逆に大きく減らした党が巻き返す、と。

これも情勢予測である。

無投票の選挙区が1、かと思えば

定員4に13人なんてところもある。

わくちん党党首、元劇団員など

「代表的肩書」もつぶさに見ると面白い。

 

はてさて。

何はともあれ、清き一票を明日投じたい。

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『血のように真っ赤な夕陽』巡演稽古開始

2021年07月01日 | 俳優座

劇団俳優座『血のように真っ赤な夕陽』。

2019年の初演を経て、この夏、長野県3都市、

神奈川県4都市、埼玉県2都市、群馬県1都市を巡る。

 

その稽古が今日から始まる

実は昨日、ほとんどのキャストが集まり台本を洗った。

あの初演・・・文字通り血と汗の滲んだ・・・

それぞれの台本を持ち寄り、カットや組替を確認。

3人の新キャストを迎え、作品を新たに立ち上げる。

 

(写真=小林万里)

 

1969年のイギリス、新聞街から一転、

五階の稽古場は1940年から45年の満州へ…。

詳しく書くと40年春、43年秋、45年夏、

三つの季節を描くのだが、

俳優座創立はその狭間の1944年冬、2月だ

 

その歴史は「新劇」のそれとも重なるけれど、

きのう30日、青年座にて会議があったのは

《新劇交流プロジェクト2》の再始動。

2020年に上演の予定がCOVID-19禍で延期に。

それが、来年6月に向けて動き始めた。

宮本研『美しきものの伝説』を、

文学座、民藝、青年座、東演、青年劇場と、

俳優座によるプロジェクト。演出は鵜山仁。

 

 

上の二葉は、今の六本木。

更地があちこちに増えている。

劇団俳優座が生まれた街でもある。

 

『美しきもの~』は上演に至らず再度創りあげる。

『血のように~』は一度かたちになったものを再構築。

だが、どちらも更地から始まるのは一緒だ。

 

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