猫の額の庭のプランタで 次々花を咲かせていたニゲラも すっかり咲き終わり 花後の実が 大きく膨らみ始めています。
小さい花で 一見目立ちませんが 良く見ると なかなか幻想的な雰囲気をもっていて 「美女のみだれ髪」、「ビーナスのほつれ髪」等とも 呼ばれている花です。
原産地は 地中海沿岸、西アジア、キンポウゲ科ニゲラ属の１年草。
実が熟すると 下部が割れて 黒い種が飛び散ることから 和名では 「クロタネソウ（黒種草）」と呼ばれていますが イギリスでは 幻想的な花の様子から 「霧の中の恋」、「繁みの中の悪魔」等とも 呼ばれているそうなんです。
花期は ５月～７月となっていますが 今年は もう咲き終わってしまいました。
花後の実も なかなかユニークで 趣の有る形をしており 切花やドライフラワー等にされることも多いようです。
