たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

武者行列

2018年11月17日 16時09分04秒 | 散歩・ウオーキング

好天に誘われて 午後になってから 出掛けましたが いちょうの黄葉真っ盛りの甲州街道(国道20号線)では、第39回 八王子いちょう祭りが行われており ちょこっと覗いてきました。

追分交差点から小仏関跡まで、非常に長いお祭り会場ですが 随所に設けられた関所で 特製の通行手形に焼印を押してもらう「関所オリエンテーリング」が 人気のお祭りです。
沿道の店先や空き地では 各種小物の売店やフリーマーケット、観光物産展、食べ物店等が 数珠繋ぎに並び、ごった返します。
今日と明日、2日間行われ、数ヶ所の特設会場では 和太鼓演奏、よさこい、阿波踊りの演舞等、多彩な催しが有り、さらに そーらんパレード、クラシックカーパレード等も 行われます。

丁度 武者行列が通る時間帯で 人垣の間から コンデジで カシャ、カシャ、

  

  

メイン会場の多摩御陵参道、陵南公園付近は 大変な混雑でしたが 抜け出して帰路につきました。


小さな旅 蓬平温泉、悠久山公園、懐かしの町

2018年11月17日 08時04分22秒 | 旅行記

1泊2日の小さな旅をしてきました。
山深い温泉宿で 卒業以来50数年振りになるクラスメートとの再会が目的の旅でした。
出発から 帰着まで 素晴らしい秋晴れ、
これ以上無い天候に恵まれて またひとついい思い出の旅になりました。

東京駅から 上越新幹線とき号で出発です。

集合場所は 新潟県の長岡駅東口です。
長岡も50数年振り、すっかり変わってしまっている長岡駅大手口。

一人、二人・・・集結してくるクラスメート、
体型、容貌 浦島太郎状態です。
お互い 一瞬、「エッ、誰?」という顔になりますが、どこかに雰囲気が漂っているもの、
名を名乗れば 50数年間の空白が 吹き飛んでしまいます。
しばし再会を喜び合いながら 宿泊先 蓬平温泉「福引屋」送迎バスに乗り込みました。
蓬平温泉は 長岡駅から南東へ車で約30分、山深い地の歴史有る温泉です。

蓬平温泉(よもぎだいらおんせん)
「由来・・明徳元年(1390年)、楠正成の子、正儀朝臣の家臣高野木民部永張が会津に赴く途中に、足利勢と戦い足に重傷を負った。この地の高龍神に助けを求め祈願。夢の中で 「この川の下流に白い泉水が湧き出している。それを患部に浸せば速やかに治るであろう」とお告げが有り、永張はそれに従ったところ、数日で傷が治った。以後 この地の村里人達は 神霊の霊地として高龍神社を祭った。

  「福引屋」のパンフレットから、

太田川沿いに 温泉宿が開業したのは 明治2年頃で 当初は 湯治湯として栄え、現在は長岡市の奥座敷として 「よもやま館」、「和泉屋」、「福引屋」、3軒の宿が有り、近郊や首都圏から大勢の方々が訪れる人気の温泉地となっているようです。
泉質は 単純硫黄泉、アルカリ性、すべすべ、ツルツル、美肌の湯として女性にも評判が良いそうです。

宿泊先「福引屋」の直ぐ近くの 高龍神社を参拝、
小高い丘上に有り 急な階段を昇ります。足の具合悪い人のためにエレベーターが設置されておりびっくり。

宿泊先「福引屋」に戻り、入浴、
決して 大ホテルのような豪華な造りではなく 山宿、湯治湯の雰囲気が残る素朴な風呂場ですが 湯は すべすべ、ツルツル、
爺さん達の肌も 少しは 美肌になるかな? 
総勢16名、クラス会宴席は 学生時代の思い出話、趣味等近況報告、病気の話?、次々と 積もる話で盛り上がり あっと言う間に過ぎて行き、部屋に戻ってからも 深夜まで 飲みながら、語りながら・・・。

第2日目、
深夜まで 飲み語りしていても 年寄りは 目覚めが早い?、
6時頃には 全員 風呂にも入って 朝食待ちの団欒タイム。

この日も この時期、この地としては これ以上無いような快晴です。
9時に 福引屋の送迎バスで出発。長岡の悠久山公園で 降車します。

悠久山公園
長岡駅から南東、車で10数分に有る都市公園。市民には 「おやま」と呼ばれて親しまれています。
蒼柴神社地や地元有志の寄附5万坪等によって、大正8年に開園した公園で 園内には 蒼柴神社の祭神 長岡藩3代藩主牧野忠辰が桜を愛好したことにちなんで植樹されたという沢山の桜が有り 桜の名所として知られているようです。

泉翠池

長岡郷土資料館、

①町を造った堀直竒、②民政に尽くした藩主達(牧野忠成)、③幕政を支えた藩主達(9代牧野忠精、10代牧野忠雅、11代牧野忠恭)、④学問教育を築いた人々、⑤戊辰戦争を戦った人々、⑥河合継之助の足跡、⑦小林虎三郎と米百俵、⑧近代教育を推進した人々、⑨近代産業を興した人々、⑩提督山本五十六、⑪外交文学で活躍した人々、⑫法制の確立に努めて渡辺廉吉、⑬文人画家松岡譲、⑭名誉市民、雪国の民族展(茅葺農家の暮らしの情景再現、懐かしい積雪期の民族資料展示)、

長岡郷土資料館4階展望台からの眺望、
北方、日本海側には、広がる越後平野と 弥彦山、角田山が見えます。

西方には 長岡市中心部、

蒼柴神社に参拝、

長岡中心部に戻り 散策です。
栃尾鉄道廃線跡遊歩道、

まいまい姫伝説、

米百俵之碑、
佐久間象山に学び その才能が非凡で 吉田松陰と共に 象山の二虎と呼ばれていた小林虎三郎。戊辰戦争後 焦土と化した長岡で 支藩、三根山藩主から送られた米百俵を 教育第一主義の虎三郎は 赤貧に喘ぐ藩士には与えず 学校設立資金に当て 長岡復興の礎を築いたとされています。

春のおやまのぼんぼりに そっと抱いた恋心、
淡い一夜の思い出の 懐かしの町あなたの長岡よ、♪

雨に煙った並木道 駅の時計を眺めつつ、
君を待ってた思い出の 懐かしの町あなたの長岡よ、♪

霞む夜霧のすずらん灯 ネオンさゆらぐ福島江、
共に歩んだ思い出の 懐かしの町あなたの長岡よ、♪

シネマ帰りの喫茶店 蒼いネオンにささやいた、
可愛いあの娘の思い出の 懐かしの町あなたの長岡よ、♪

学生時代、寮のコンパ等で 蛮声を張り上げて歌っていた歌です。
あの日あの頃が蘇ってきます。
50数年振りの再会を楽しんだ2日間の小さな旅が終わり 長岡駅から上越新幹線とき号で 帰途につきました。

 


 

 

 

 

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