押入れや天袋、物置等に詰まっている不要雑物は
遺された者の負担にならないように、出来る限り整理処分しようと心掛け始めてから久しいが
正直 なかなか思うようには捗っていない。
時々は その気になって取り掛かったりするものの、切りが無く、うんざりしてしまい頓挫、
その繰り返しを続けている。
数年前まで自営の仕事を続けていたこともあって、業務用だったデスクだったり、キャビネット、書類庫等もまだそのまま残っており、その一部には 今も尚 整理し切れていない不要雑物が詰まっている。
数日前に プラスチックケースに収まっていた フロッピーディスク、MOディスクを 引っ張り出した。
業務上の各種データや会計決算控等をバックアップしたもので、とっくの昔に廃棄処分するべき雑物でありながら、
なおざりにしてきたものである。
おお!懐かしい!、
1995年に マイクロソフト社が発売したOS(オペレーションシステム)、Windows95は当時 世界中で爆発的に売れ、1995年はパソコン、インターネットの元年等と言われ、パソコンが一気に普及し始めた年だったと思う。
御多分に漏れず、その数年後、業務処理の全てが、パソコンとインターネット経由でないと出来ない時代がやってきた。
手取り足取り指導されて導入したパソコンは FDD(フロッピーディスクドライブ)しか無かったWindows95機で データの移動やバックアップ保管等は いちいちフロッピーディスクを使っていた。
紛失することのないように大切に保管せよ・・・等と言われ 取り扱いには十分注意したものだ。
今頃になって データ流失で大問題になる可能性無しのフロッピーディスク、MOディスクではあるが
物理的破壊をした後、ゴミ回収に出すことにした。
年末間際になって ひとつでも 不要雑物整理処分が出来て 気分的にはすっきりである。
Windows95機から始まって、Windows98機、WindowsXP機、そして Windows7機と 代替し
Windows7機で 仕事を完全に辞めた。
各種データのバックアップ保存も CD-ROMや外付けHD等に代わっていたが、Windows7機は そのままプライベート用に転用して ブログ等で楽しんできた。
まだまだ 使用に堪えるパソコンであるが、Windows7のサポートも いよいよ来年2020年1月14日で終了するため、国民年金頼りの後期高齢者、あと何年使えるかも分からず、勿体ないと思いながらも、泣く泣く、数ケ月前に格安のWindows10機に代替している。
パソコンが無い暮らしが 考えられなくなっている爺さん、仕方無いか。