たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

平岩弓枝著 御宿かわせみ5 「幽霊殺し」

2019年12月01日 20時35分05秒 | 読書記

図書館から借りていた 平岩弓枝著 「幽霊殺し」 (文藝春秋)を 読み終えた。
「御宿かわせみシリーズ」の第5弾目の作品である。

平岩弓枝著 御宿かわせみ5 「幽霊殺し」

本書には 表題の「幽霊殺し」をはじめ 「恋ふたたび」「奥女中の死」「川のほとり」「源三郎の恋」「秋色佃島」「三つ橋渡った」の連作短編7編が収録されている。

「恋ふたたび」
老舗薬種問屋日本橋伊兵衛には 後妻おとせとおとせの連れ子正吉、跡取りの長松がいた。長松が毒殺される事件が起きる。果たして 下手人は?
同心畝源三郎に親友の神林東吾が協力、岡っ引きの藤助、かわせみの老番頭嘉助等が活躍する。
「奥女中の死」
お高祖頭巾を被った女客が「かわせみ」に宿泊した。水戸家の奥女中だったお勝は 女の誇り、気位の高さが裏目に出て 一人芝居の末・・・。
「かわせみ」の女将るいは やきもちを焼き 神林東吾にたしなめられる。

「川のほとり」
「恋ふたたび」で登場した 日本橋中村屋伊兵衛の後妻おとせは 伊兵衛と離縁し 神林東吾の才覚で 実子正吉と共に 麻布狸穴(まみあな)の道場方月館に身を寄せている。飯倉二丁目の紙問屋万屋小兵衛の息子藤太郎が 婚礼の日に殺害された?・・・が、実は 彼が罪悪感から逃れられずに・・・の事件だった。

「幽霊殺し」
幽霊に化けた女が殺された?・・・、八丁堀同心畝源三郎と神林東吾が乗り出し 大捕物、

「源三郎の恋」
八丁堀同心畝源三郎は親の代から奉公していた下婢よねを見舞うが美しい女尼紫香尼に出会う。読者は 同心と女尼と恋を期待しまうが・・・。

「秋色佃島」
「かわせみ」の女将るいの亡父は同心だったが 死期が迫った元三春屋手代の伊之助は 毒饅頭で手掛かりをつけ、逆恨みでるいを誘拐する。
るいは あわや 死を覚悟するが・・・、

「三つ橋渡る」
赤ん坊を利用した押し込み強盗事件が続く。「かわせみ」が八丁堀ゆかりの宿と知らず押し込んできた5人の盗人、同心畝源三郎、神林東吾が待ち構えて捕縛。
仲間から逃げ出した娘の遠い記憶、「三つ橋渡る」、「江戸で三つ橋の有るところってどこでしょう」


小春日和の畑仕事

2019年12月01日 16時31分43秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

当地 今日も 終日 快晴、
日中の気温は 昨日より 4~5度高くなったようで、
体感的には より温かく感じた。
風も無く 穏やか、
晩秋から初冬に掛けての このような陽気は「小春日和」と 言うのだろう。

日の当たる部屋で 日向ぼっこでもして 過ごしたいところだったが 
昨日 やり残した畑仕事有り、
朝から出動、
15時頃まで掛ったが、とりあえず 予定した仕事を終えて、
ホッとして引き上げてきた。

(1)ネギ移植

数年間移動していなかったネギ、今回 場所を変え、移動させた。

(2)今日、昨日、一昨日 植え付けた畑全体に 水やり、
  天気予報では 明日以降 雨マークもついているが まとまった雨が降るかどうかは不明、念のために水やり、

(3)なんとか 巻いてきた感じの白菜、
   一部 見様見真似 鉢巻をしてみることに。

しばらく発育が悪かった京水菜は、ここにきて ようやく元気になってきたようだ。

次第に 殺風景になってきた畑

15時過ぎ、そろそろ 陽が傾き出す頃、
3日連続の畑仕事で 体力限界、
帰り支度しているところに 
名前も知らない近所の方が いきなり話しかけてた。
「先日 タヌキが 畑で 喧嘩していた(じゃれ合っていた)のを目撃したが お宅の畑、被害無かったですか」
「???」、
ここ3~4ケ月間 タヌキ、イノシシが 出没した形跡が無くて 不思議に思っていた位だったが 
やっぱり ちゃんとお出ましになっていたようだ。
言われて 周辺を見ると 隣りの畑に 足跡がいっぱい。
敵もさるもの、油断出来ない。

冬が来る前の畑仕事のおおかたが終わって やれやれ、
とりあえず 一段落。
関東西部山沿いの当地は、冬期、積雪こそ滅多に無いが 最低気温がー5度以下になることもしばしばある。
あとは 葉物類の低温対策かな。

筋肉痛、腰痛発症、必至。
当分は 足が遠のきそうだ。