住宅だって、自動車だって、機械・器具だって、長い年月が経てば、老朽化するのは摂理であり、仕方ないことだが、人間も、70代、80代・・・、余程でない限り、身体も、脳も、退化して当然。年々、実感しているところだ。
住宅だったら、リフォームして蘇ったり、自動車や機械・器具だったら、オーバーホール、部品取り替え、修理で、新品同様にも出来たりするが、人間、生き物は、そういう分けには行かない。
身体も脳も、使っていないとどんどん退化するもの、せいぜい退化を遅らせる努力をするしか無い。
数多のブログ拝見していて、同年代の方々が、それぞれ、自分流に、心身の健康維持のため、様々な努力をされていることを感じながら、直接的、間接的に、参考にしたり、自分流に採用したりしているような気がしている。
ブログを始めてしばらく経ってからのこと、それまではまるで無縁だった「川柳」なーんていうものを齧っているのも、その一つのように思えてくる。最初は、自己満足で、単なる五七五、言葉並べのつもりで始めたものだったが、いろいろ分かってくると、なかなか奥が深く、山が高い文芸。未だにスタート地点でうろうろしている類であるが、爺さんのスタンスは、あくまでも、
脳トレのつもりで捻る五七五、
お金が掛からない頭の体操にはもってこいではないかと思っていることだ。さらに、川柳にも、日本独特の言葉遊び?としての面白さが有り、なによりも、自由さを気に入っているところだ。
(ネットから拝借イラスト)

その川柳、数年前から、相互フォロワー登録している方からお誘い、お声掛けいただいたりして、恥も外聞も無く投句するようにもなっているが、そのひとつに、FMぎんがの「てんがら川柳コーナー」というのがある。そこで、最近新たに、「ラララ川柳」の受付が始まっている。五、七、五の頭に、あ、い、う、え、お、・・・の一文字を使って作る形式の川柳。これなら、いつでも、どこでも、気楽に考えられるし、それでいて、結構、頭を働かすことにもなりそうで、またまた、「面白ーい」等と思っているところだ。
暇さえあれば、「け」「け」「け」・・・、「な」「な」「な」・・・等と、言葉を探し、五七五に並べる分けだが、これが、簡単なようで、なかなかうまくはいかない。最初から、「笑点」のメンバーの如く、名人達人並みに作ろう等は、土台無理。むちゃくちゃからスタートで良しと、自分で決め込んでいるので、気が楽だ。
3月、4月に、投句した句、
「は」 花開く春よ来い来い早く来い
「お」 おとなしい叔父が突然怒り出し
「に」 にぎやかな兄さん村の人気者
「あ」 あの人のあとに付いてりゃ安心だ
日々、ブログを更新するのも、脳トレの一つであり、ボケ防止に役立っているのではないかと思い込んでいる類であるが、どうなのだろう?。少なくとも、作文したり、編集したりするだけでも、錆びついた老脳を、ギジギジ動かしているような気がしている。
因みに、妻の方は、川柳等には、まるで興味関心無しで、もっぱら もう20年以上続けている、ナンプレ「超難関」、漢字ナンクロプレミアム、漢字ナンクロプレミアムハーフを、脳トレのツールとしており、やはり 人それぞれである。