「今日は何の日?」、
今日、9月19日(月)は、国民の祝日「敬老の日」である。毎日が休日の後期高齢者には、ピンとこないが、世の中、三連休の最終日だ。今年は、意地悪い大型強力台風14号が、あたかも狙い定めるごとく?、日本列島を襲来、予定変更、中止でがっかりされた方も多かったのでは無いかと思われるが・・・。
「敬老の日」は、1966年(昭和41年)の「国民の祝日に関する法律」改正により、「建国記念日」「体育の日」と共に、追加された「国民の祝日」だったが、2003年(平成15年)の「国民の祝日に関する法律」改正で、「9月15日」から,「9月第3月曜日」に変更されたものだ。
変更されてから、すでにかなりの歳月が経っているにも拘らず、頭の切り替えがなかなか出来ない爺さん、毎年のように、この時期、「今日は何の日?」を、繰り返している。
さらに、「敬老の日」が「9月第3月曜日」になったのに伴って、従来の「敬老の日」を記念日に残す意味も有って、2002年に改正された「老人福祉法」により、「9月15日」は、「老人の日」と定められたというから、ややこしくなる。趣旨は、「国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し、自らの生活の向上に努める意欲を促す日」なのだそうだ。さらにさらに、「9月15日から9月21日」までは、「老人週間」と定められているというから、こんがらがってくる。
ところで、「老人」とは、何歳から?、
最近になってからのこと、「敬老の日」という言葉から直ぐ連想してしまうものに、公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」が、2001年(平成13年)に、設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳」がある。毎年、「敬老の日」に向けて公募し、その年の9月には、応募された作品の中から選ばれた「入選作品」を同協会のホームページ上で発表しているからで、22回目の今年も、先日発表された。
毎年、その「入選作品発表」を楽しみにしている類で、これまでも順次 当ブログでもご紹介してきたが、
「何度でも笑えてしまうシルバー川柳」、
改めて、過去の「入選作品」の中から、ほんの一部抜き出して、ご紹介させていただくことにする。(過去の記事をコピペ)
五七五、わずか17文字に、作者の人柄や夫婦、家族の情景、世相までが詰まった川柳、
作者それぞれの鋭い着眼点、ユーモアセンスに感じ入りながら、思わず吹き出してしまったり
有る、有る・・・頷いてしまったり、うまいなぁー、膝を打ったりしている。
ユーモアセンスゼロ、頭カチカチ、川柳の才まるで無しの爺さん、もっぱら、川柳の達人達の傑作を楽しませてもらっているという風である。
老い、病気、コロナ禍の閉塞感、問題だらけの暮らしではあるが、束の間、川柳で笑い飛ばして、気持ちだけでも明るく、今日も、明日も・・・。
(注)「シルバー川柳入選作品」を 当ブログ上でご紹介することについては
同協会のご承認をいただいている。
目には蚊を耳には蝉を飼っている (男性・67歳)
有る、有る、・・加齢と共に 飛蚊症、耳鳴り・・・・、
歩こう会アルコール会と聞き違え (男性・66歳)
聞き違えるなんて お元気な証拠、歩こう会=アルコール会・・・いいね、いいね、
入場料顔見て即座に割り引かれ (男性・71歳)
生年月日を証明するもの・・必要無しってか。疑われないのも サビシーッ!
これも大事あれも大事とゴミの部屋 (女性・67歳)
います、います。実家の母親もそうだった。解体工事前、苦労したぜ・・。
万歩計半分以上は探しもの (男性・68歳)
そんな気もしないではないが、とりあえず 歩くことはいいことダー!
お迎えはどこから来るのと孫が聞く (女性・73歳)
いいな、いいな、孫との会話・・・、
三時間待って病名「加齢です」 (女性・65歳)
病名を言われるよりはるかに有難いはずなのに、何故かガッカリ??、
改札を通れずよく見りゃ診察券 (女性・46歳)
有りそうな話・・、別の病院の診察券を受付機に挿入、受付不可、文句を言って恥を掻いた経験有り・・、
アイドルの還暦を見て老いを知る (男性・54歳)
あの女性のピチピチのイメージだけは永久にもち続けたいなあ・・・、
紙とペン探してる間に句を忘れ (男性・73歳)
せっかく閃いた川柳なのに・・・、うーん、思い出せない???、
ガガよりも派手だぞウチのレディーババ (男性・31歳)
そう言えば レディーガガ、一時話題になっていたなあ・・、
女子会と言って出掛けるデイケアー (男性・74歳)
そんなおばあちゃんだったら 大丈夫だー・・・、
起きたけど寝るまでとくに用もなし (男性・73歳)
「キョウヨウ無し」「キョウイク無し」は 良くないかもね・・、
「シルバー川柳傑作50選」 (YouTubeから共有)
(ネットから拝借イラスト)
私もこの前病院で、別の病院の診察券を渡そうとして「違います」と言われました。
ア~!恥ずかしい!
思わず、大笑い、クスクス笑い、有る、有る・・頷いたり、膝を打ったりしてしまいます。
もうだいぶ前の話ですが、大病院の再診受付機で診察券は通らず、「受付機がおかしい」と窓口に文句言ったことが有るんです。ライバル関係の大病院の診察券だったことが分かり、とんだ恥をかいてしまいました。それ以後、病院に出掛ける際には、診察券をじっくり?、点検している次第なんです。はい。
コメントいただき有難うございます。
何度見ても笑えますね。
コメントいただき有難うございます。