朝日新聞出版 2018年
いろいろな小説のアイデアの元となったであろう原初体験的な
記述も見られ興味深いテクストになっている。
読んでいて、単純に楽しいし、エッセイストとしてもかなり優秀
なのではないだろうか、沙耶香さん。
小さいころについて、では初恋の原初体験で壁に心臓を埋めたと
語り、日常について、ではボクが一番面白く感じたのは、こそそめ
スープのはなしだ。コンソメじゃなく、こそそめ。すまん、じゃなく、
すまそ、みたいな? 好きなことについて、では、コンビニエンス
ストアに対してラブレターが書かれる、うーん。最後の散歩、旅す
ることについて、では、架空の相手とのデート、いや、この人にとっ
てはホントにデートしたのかもしれんが、や、スリランカへの思い出
深い旅行記が読める。
四つの章に分かれていて、村田ファンならずとも必読のエッセイ集でし
た(あんまりおもしろくない書評で、すいませぇぇぇんでしたッ!)………
…合掌。
(鶴岡 卓哉)
いろいろな小説のアイデアの元となったであろう原初体験的な
記述も見られ興味深いテクストになっている。
読んでいて、単純に楽しいし、エッセイストとしてもかなり優秀
なのではないだろうか、沙耶香さん。
小さいころについて、では初恋の原初体験で壁に心臓を埋めたと
語り、日常について、ではボクが一番面白く感じたのは、こそそめ
スープのはなしだ。コンソメじゃなく、こそそめ。すまん、じゃなく、
すまそ、みたいな? 好きなことについて、では、コンビニエンス
ストアに対してラブレターが書かれる、うーん。最後の散歩、旅す
ることについて、では、架空の相手とのデート、いや、この人にとっ
てはホントにデートしたのかもしれんが、や、スリランカへの思い出
深い旅行記が読める。
四つの章に分かれていて、村田ファンならずとも必読のエッセイ集でし
た(あんまりおもしろくない書評で、すいませぇぇぇんでしたッ!)………
…合掌。
(鶴岡 卓哉)