古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

風の道 雲の旅   椎名誠

2019-08-17 00:11:44 | 本の紹介
集英社文庫    1996年


この本で犬をつないでいるのは日本だけだ、と批判しているが、


つないでいるのは当然である。日本の犬とやらに僕は何度襲わ


れたことか。これで、放し飼いがフツーとなったら、僕は毎日


犬に追っかけられなくてはならなくなる。犬は、だから嫌いだ。


たぶん、僕の前世はネコだ。


それ以外はおもしろかった。というか、しみじみとしたいい感じの


旅気分になれた。ゆっくり読むことを心がけ、丁寧に読み込んでみる


ことをしてみた。前はもっとゆっくりよんでいたよな、とおもい出


させてくれた。


僕は速読なんてアホだ、と思っている。あれは試験用のもので、フツー


に読むのに速読なんて、バカがやることだ、と思っている。それにし


ても暑い中、読むのは辛いな(エアコンをつけてても、それはそれで


辛いんだよねえ)……合掌。


                       (鶴岡卓哉)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする