古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

散乱7933        鶴岡 卓哉

2021-02-18 10:07:42 | 詩・ポエム

散乱7933  



放射される運命

影に隠れた死体の影の怯え

その犯罪者の心理は猥雑な台所の水垢

君は息をする屍のように柔らかだ、そして、硬い

復活した言葉の海の反乱の燃ゆる炎

その連結しない言葉は何を意味するのか?

分からないのは君が嘘をつくことだけだ

眼鏡の奥のその瞳に何が映像として反映していくのか

その刻は真実に触れるのと同じような甘美があった

捨てるのだ、全てのものを捨てろ!



松木謙蔵さんの著書のタイトルにもなった「白木槿(しろむくげ)」

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