古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ともだち ねむの木 そして私 その2 宮城まり子

2022-07-17 04:43:10 | 本の紹介

集英社 1979年

あなた、おげんきですか、おしあわせですか? と

 

宮城女史は聞いてくれる。読者を友だちと認識して

 

いるらしい。その1はオレンジ、その2はグリーン、

 

の装丁だ。美的な才能に溢れているらしい。ハハも

 

ねむの木の展覧会に数十年前にいったが、よかった、

 

と言っていた。ちょっとやそっとじゃ描けない絵だ、

 

ということだ。その2も、第三作の映画を撮り始める

 

あたりまでのことが描かれる。とにかく、この人は

 

いつも走り回り、疲れていた。三足も四足も仕事の

 

わらじを履いていたのだ。こういう人のことを、最近は

 

聞かなくなった、ヒューマニストというんだろうな。

 

(読了日 4・21(木)12:40 鶴岡 卓哉)

 

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