新潮文庫 平成9年
水上氏は比較的同時代的なのかな、と思っていたが
大正8年の生まれの人で、谷崎とかと同じ時代を
生きた人だった。その作家の名前をあげれば昭和
文学ヲタクは垂涎のキラ星の如きだ。酒は飲めな
いし、ゴルフもぼくはやりたくないから、仲間には
入れてもらえないかな。それにしては大先生すぎて
口もきけないだろう。なんかそういう文壇っていう
ものも、今は失われつつあるのかな、と感じるが、
実状はぼくには分からない。作家になって、文壇
バーに行ってみたいという夢がある。
あっ、わし、酒ムリやったわ。