谷口高夫・訳 「SF戦争10のスタイル」所収。
非常にスケールの大きい話しで、デーモン・ナイト
の作品を一度読んでみたかったので、面白く読んだ。
でも、翻訳はいささか下手くそだね。ここまで、いろ
いろ読んでみて分かったのは、SFの文体が問題なんじ
ゃなくて、翻訳がすこぶる下手だから、こういう文体
になっちゃっている、って感じだね。それは、相当ヤ
バい問題だ。
内容はというと、アザ・クラというう宇宙人が引き金
になって、アメリカや世界が滅茶苦茶になってゆく。そ
して、最後はアザ・クラのお仲間が来て、みたいな、
という話しなのは確かだ。ディストピア小説らしいね。
(読了日 2024年8・4(日)12:30)