古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

わたしのチベット紀行  渡辺一枝

2025-02-25 05:43:46 | 本の紹介

(副題)智恵と慈悲に生きる人たち

 

集英社文庫 2000年

 

まず、敬愛するシーナ氏の奥さんであると云う

 

ことで買うことを即決。

 

読んでみて、その真面目なチベットに対する姿勢、

 

考え方に感銘を受けた。

 

チベットでは魂は何度も行き来し、魂が抜けると

 

死んだ人の頭には小さな穴が開くんだそうだ。

 

鳥葬した頭骨を視ると、ハゲワシがついばんだのか、

 

それは判らんが、小さな穴が開いていたと云う。

 

チベットの医療について描かれていて、それをぼくは

 

興味深く読んだのだが、それはとてもなんと云うか、

 

不思議な丸薬の飲みかたと云い、とても謎に満ちた

 

ものだった。

 

怒りを鎮めて、日々を祈ることを薦められたと云う。

 

ななかにして難しいことではある。

 

チベットとは奥深いところである。

 

(読了日 2025年1・16(木)3:55)

               (鶴岡 卓哉)

 

 

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