「おいしいおはなし」所収
宮尾さんは2014年に亡くなっているということらしい。
この小品では、かつおぶしの節の余りがどうにかならないも
のかしら、ということで、マシーンをお買いになって、それが
どうにも役に立たないしろものだった、と嘆いておられる。
もう一編、「そうめんの季節」では、そうめん愛について
とうとうと書いておられる。
宮尾女史は麵キチらしくて、特にそうめんを夏になると、
愛食していらっしゃった、という。
そうめんが好きすぎて、私はそうめんの顔を見ないでは
一日もいられないほど深い仲でございます、と結んで
おられる。
(読了日 2022年 11・30 18:30)
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