古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

釣り時どき仕事   夢枕獏

2024-10-23 01:01:29 | 本の紹介

中公文庫  1997年

 

この頃の獏氏は釣りキチだったらしく、仕事

 

の合間を縫って、釣りをしていたらしい。

 

また、環境保護にも造詣が深く活動していた

 

らしい。今は、獏氏は癌になってしまった

 

らしい。

 

日本の文学に、三大テーマとして、上げると

 

すると、病気、料理、釣りとなるだろう。

 

ぼくはどのテーマも同じく好きだが、実は

 

病気と云うのが、一番好きである。

 

川釣りをメーンにやっていて、特に鮎釣り

 

に興じていたらしい。

 

ぼくは鮎釣りはしたことはないが、川釣りは

 

子供の頃、庄内古川とか古利根川があり、釣り

 

キチみたいにやっていたが、今はほぼ興味がない。

 

釣り人の心理というものを、この本ではよく言及

 

されているが、そういうもんかしらねえ、と自分

 

だけ釣れない悔しさというものも、良く分からない

 

ものだった。

 

他の人と競って釣っても大して面白くもなかろう、

 

と思うのだ。自分は自分、ということをおとなになって

 

ぼくは徹底しているので、人と比べたことは、あまりな

 

いし、悔しいと思ったこともないのだった。

 

(読了日 2024年10・4(金)1:23)

              (鶴岡 卓哉)   

 

 


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