古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

バシリスク ハーラン・エリスン

2024-08-17 11:04:27 | 小説の紹介

深町真理子・訳 「SF戦争10のスタイル」所収。

 

いつものエリスンの文体で攻めて来る。

 

暴力描写に満ちていて、想像力の斜め上をゆく。

 

エリスンの文体は、よくわからない、という特徴

 

があるが、ぼくもこれを一読して、うおっ、と

 

思ったが、よく分からなかった。かといって、もう

 

一度読もうとは思わなかった。読書というものが、

 

理解の上に相互のコミュニケーションの取れるもの

 

だとすると、これは一方通行のコミュニケーション

 

のようだ。なんか飛んでもないことを言っているよう

 

だが、よくは分からない。

 

このSF戦争10のスタイルはSFで戦争というもの

 

について考えて行こうという趣旨のもののようである。

 

(結局、SFのスタイルに慣れていないだけで、読後は

 

1、2を争うくらいに面白かった)

 

(読了日 2024年7・30(火)22:54)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 異国の窓から 宮本輝 | トップ | 決闘機械 ベン・ボーヴァ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

小説の紹介」カテゴリの最新記事