古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

私の夢、貸します    G・ガルシア=マルケス

2022-02-21 08:51:36 | 小説の紹介

旦 敬介・訳

 

十二の遍歴の四つ目の短篇。あるエメラルドの目の入った

 

を指輪をした女性が晴天の日に大波を食らって死んだという

 

ニュース。男は、この女性が、予知夢を売り物にして生活し

 

ていたことを知っていた。真偽のほどは定かではないが、

 

当たったことがあって、それは弟がお菓子を食べると死ぬ

 

と言ったのに、食べてしまって死んでしまったことに発する。

 

予知夢というオカルティックな題材だが、それを文学的に

 

どう消化していくかという点にこの短編の見所があると思う

 

んだが。......合掌。


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