ポプラ社 2008年
恋人のインド人が家財道具を全部持っていって姿をくらます、
という導入部分から、読ませるな、と思って、ニヤッとして
しまう。そして、実家に戻り、声を失っていることに気づき
、地元の親切な熊さんにてつだってもらって、食堂かたつむり
を開店させ、人と人をつなげる役目をする、とここまでは、ち
ょっと少女マンガっぽくもあり、女子っぽいな、と思うのだが、
油断していると、おかんの飼っていた豚のエルメスを食べると
言い出すし、おかんは癌で、若いときに生き別れたフィアンセ
と再会して、結婚すると、怒濤の展開をみせる。
ストーリーテリングは絶妙だし、文章も巧いし、とにかく、飽
きることなく、最後まで読み通すことができた。
最後はハラッと泣かす手紙もついてくる、まさに、ベストセラー
の本って感じだった。
恋人のインド人が家財道具を全部持っていって姿をくらます、
という導入部分から、読ませるな、と思って、ニヤッとして
しまう。そして、実家に戻り、声を失っていることに気づき
、地元の親切な熊さんにてつだってもらって、食堂かたつむり
を開店させ、人と人をつなげる役目をする、とここまでは、ち
ょっと少女マンガっぽくもあり、女子っぽいな、と思うのだが、
油断していると、おかんの飼っていた豚のエルメスを食べると
言い出すし、おかんは癌で、若いときに生き別れたフィアンセ
と再会して、結婚すると、怒濤の展開をみせる。
ストーリーテリングは絶妙だし、文章も巧いし、とにかく、飽
きることなく、最後まで読み通すことができた。
最後はハラッと泣かす手紙もついてくる、まさに、ベストセラー
の本って感じだった。