古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

女神   三島由紀夫

2016-01-07 10:34:44 | 小説の紹介
昭和三十年六月作品





娘の朝子との近親愛を描いた作品。朝子は、



父・周伍の手塩にかけた作品だった……。




ある日、天才画家斑鳩一を交通事故から助




けた。その頃に俊二と婚約。ファーストキ




スは斑鳩に奪われた。軽井沢の夏に遊びに




行き、その頃、依子と斑鳩は付き合いだし



た。



まあ、とにかく、セレブのどろどろの話し



です。まあ、救いは、三島の瑞々しい感性




があるところです。




三島はいつもセレブのことしか書きませんか



らね……。
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氷の宮殿      フィッツジェラルド  野崎孝訳

2016-01-06 05:57:00 | 小説の紹介
1920年5月22日〈サタデー・イブニング・ポスト〉



南部の光あふれる描写から始まり、サリー・




キャロルが北部に嫁いで、氷祭りで氷の宮殿





に迷い込んでしまう。そして、あくる四月南



部か北部か……彼女はn南部に戻ったのだろう




か……あふれる光りのある描写で終わる。



……The Ice Palace
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平賀源内     櫻田常久

2016-01-04 14:34:05 | 小説の紹介
第十二回芥川賞 昭和十五年 下半期



源内が思い違いで子弟を切り殺し、腹を切ろうとするが



獄に入れられてしまう。その時の腹の傷が破傷風にな



って、詩の境をさまよっているところを、杉田玄白に




手術され、助けられる。そのまま、田舎の死体とすり



替えて、源内は死んだことになる。のち獄を出て、富



士のふもとを耕し、飢饉や厄病を六年、援助のコメの



代わりに人を助け、耕し続ける。ある日、隠し子の話




を聞くも、会いにはいかず、身を粉にして働き、玄白



に会う顔を作るために頑張る源内であった……。
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夢の書   わが教育  ウィリアム・バロウズ

2016-01-03 22:48:03 | 小説の紹介
夢の書 わが教育 山形浩主訳



My Education A Book Of Dreams



W・バロウズの見た縦横無尽な夢の中に、今まで



の人生、母への想い、早く死んだ息子、へなどの



想いをちりばめた、回顧的な、しかし、反省して




いる風ではない……。回想と思い出に映る書……。





きっと、バロウズさんは一生、こんな夢を見続け、




裸のランチを書いたのだろう。ジャンキーやゴー



ストを……。
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新年のあいさつ

2016-01-02 16:53:02 | カフェ、ギャラリー
明けましておめでとうございます。




昨年同様、新しい発見や、学びの場




としても、活用していただけるよう、日々




努力していきたいと思います。




またブログでは、引き続き、詩や書評をうpして




いきたいと思っていますので、よろしくお願いし



ます。

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