新潮文庫 平成15年
その遊びを教えてくれたのは、15年前ホテルで働いていたときの
同僚だった。ゴミの本を捨てる日にゴミをあさるのさ、と。
それが意外とおもしろいものがあって、ワクワクするのだ、と。
で、この本もその遊びで拾った本の一つだった。
このタイトルは、この本が出た当初から知っていた。何度も読もうと
思って手に取ろうとしていたが、読む機会に恵まれなかった。
直木賞をとっているだけあって、たしかに文学的なおもしろさがあった。
気づいたのは、ボクは活字がスキなのだなあ、と改めて思った。フォント
というかキチッとしたところがなんともスキなのだ。もっときちんとした
人間になれるのではないか、ステキな男になれるのではないか、という
予感を孕んでいる。そして、この短編集にもなかなかよろしい恋愛の
スパイスが注入されている……よく味わおう、蜜の味がする。するのか?
…………合掌。
その遊びを教えてくれたのは、15年前ホテルで働いていたときの
同僚だった。ゴミの本を捨てる日にゴミをあさるのさ、と。
それが意外とおもしろいものがあって、ワクワクするのだ、と。
で、この本もその遊びで拾った本の一つだった。
このタイトルは、この本が出た当初から知っていた。何度も読もうと
思って手に取ろうとしていたが、読む機会に恵まれなかった。
直木賞をとっているだけあって、たしかに文学的なおもしろさがあった。
気づいたのは、ボクは活字がスキなのだなあ、と改めて思った。フォント
というかキチッとしたところがなんともスキなのだ。もっときちんとした
人間になれるのではないか、ステキな男になれるのではないか、という
予感を孕んでいる。そして、この短編集にもなかなかよろしい恋愛の
スパイスが注入されている……よく味わおう、蜜の味がする。するのか?
…………合掌。