古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

おろかな日々    椎名誠

2020-02-03 15:25:26 | 本の紹介
文春文庫    1991年


「ひるめしのもんだい」につづく作品である。このタイトル、本人は


いたく気に入っているらしい。


沢野ひとし画伯のさし絵にほほう、と唸りつつ、読むすすめるが、や


はりおもしろい。


なにがおもしろかったのか、と聞かれても、うーん、なんだったけか、


と自分でも情けなくなる答えしか出てこない。


なんか怒っていたよ、と言ってみるものの、ホテルに怒っていたような


いないような気もするし。


つまり、スゴく腹ごなしのいいエッセイなのだ。すぐ頭の中に入ってきて


すぐでてっちゃうのね。いや、これこそ軽薄体ですよ、などとほざきつつ


また、つぎ、シーナさんね……合掌。
コメント
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