古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

赤眼評論     椎名誠

2020-02-18 20:35:21 | 本の紹介
文春文庫  昭和59年

この手のシーナさんのエッセイには必ずと言って良いほど

解説があって、それに沢野ひとし氏が書いておられるのが

ひとつの楽しみとなっている。

シーナさんの別の顔というものが垣間見えて、シーナマニア

というか、シーナ中毒者の僕にはうれしい限りだ。

シーナさんは確かに目が気になるようだ。僕も視線というもの

が大いに気になるタイプのひとりであるが、目が合う人は大抵

気が狂しくなっている人である場合が多い。高校の時は、眼で

からかわれるようなこともあったと思うが、おとなになると、大抵

眼というものは見なくなる。話している場合は別だが、知らない人と

眼を合わせるということはなくなってくる。

このエッセイやたらと「!」がでてきて、発憤している。うーん、そんなに

怒らなくてもいいのでは、と思うのだが、怒るっていうのも元気じゃ

なくちゃあできないし、とにかく、この頃のシーナさんはやたらと発憤

しハッスルしていたらしい……合掌。
コメント
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