古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

気分はだぼだぼソース    椎名誠

2020-02-24 22:48:03 | 本の紹介
新潮文庫    80年

この前ここで、この作品集は若書きというヤツではないか、

と思った、と評したのだが、改めて読んでみると、そんなに悪

くない。疲れていると、つまらなく思えてしまうということが間々

ある。読書というのは万全の体調で挑まねばならない、という

ことだ。

特にACT3 戦う男たちのお話ではプロレスが語られる。ブッ

チャーについて描かれるのだが、あの頃といっても、ボクが知

っているのは描かれたちょっと後の90年代だが、あの頃のボク


はプロレスに熱狂していた。武藤敬司や蝶野正洋といったかっ


こいい男たちが活躍していて、毎週、ドキドキして見ていたものだ。


もう今や、女子供のものとなってしまって、興味を失ってしまった。


血のり試合というものもほとんど今じゃあないようだしね。


ただACT4日本の異様な結婚式については、結婚に一ミリの興味


もないボクが、まあ、読むわきゃないよね。


プロレス的なシーナさんはかっこいいんだよねえ、という深い頷き


をもって本を閉じた...合掌。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする