今回の台風、恐れたほどではなかったが夜半の雨は大降りだった。これで強風になるとイヤだなと思っていたがそれほど強くはならず安堵した。そして今朝はもう太陽の光で起こされた。写真1、2は北の空に見えた虹である。この山にかかる虹は久しぶりに見た気がする▼畑で藍の花が盛りになって来た。写真3、4がピンク色の花で写真4、5は白色である。藍はタデ科の植物で先日に紹介したイヌタデに似ている。藍蓼とも呼ばれる▼藍を用いた格言で”青は藍より出でて藍より青し”、また”出藍の誉れ”と言うのがある。どちらも弟子が師匠の学識や技量を越えることの意味である。蓼でも藍蓼のように染め物などに役に立つものもあるので役に立たない藍がイヌタデと言われるのかと妙に納得した▼台風一過と言う言葉があるが今朝の岐阜は正にそれである。今頃の台風は過ぎ去るごとに秋が深まる気がする。ところで何故、秋だけ”深まる”と言うのかの疑問がわく。調べてみると夏や冬より変化が大きく、時間の経過つまり奥行きを感じられる季節だからと言うことのようだ。もう一つ、面白いと思うのは春は”深まる”は使わないが”春浅し”と言う。これは春は浅き頃に情緒を感じるからのようだ。”深まる秋”、自然の変化を楽しみたい。
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