映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

バック・トゥ・ザ・フューチャー

2020年05月10日 | 映画(は行)

何度見ても楽しめる

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いうまでもない、超人気作品。
もちろん私も見たことはありますが、この際気楽に楽しめるモノが見たくなり、
改めてシリーズ3作を楽しみました!!

 

1985年制作のこの第一作。
舞台も1985年。
高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、
近所に住む科学者・通称ドク(クリストファー・ロイド)が、
愛車デロリアンを改造し開発したタイムマシンの実験を手伝います。
しかしアクシデントのため、予期せず30年前、1955年にタイムスリップ。
自力では元に戻れなくなってしまったマーティは、
困ってその時代のドクを訪ね、未来に戻る手助けを求めます。
さて、未来へ戻る準備の傍ら、マーティは若き日の両親の出会いをじゃましてしまいます。
このままでは二人の結婚はなくなり、自分自身も生まれないことになってしまう・・・

 

マーティのお父さんは見るからになんとも頼りなさそう。
それは30年前もやはり同様です。
いつでもビフという嫌なヤツに脅され、いいようにされている・・・。
この二人の関係性は本作の永遠のテーマでもありますね。
お母さんも30年前は美人でチャーミング。
でもお母さんはなぜかマーティを好きになってしまう、というややこしいことに・・・。


この高校生時代の父と母の仲が絶望的になると、
写真からマーティの姿が薄れていく、というあたりが実に斬新でしたねえ。
最後に、マーティが1985年に戻れるか否か、そのハラハラさせ具合も最高! 
あの、落雷で止まってしまった時計塔は、今後も何度も登場する本作のシンボル。
やはり、「時間」モノだから、この時計は大切なんですね。


マーティが過去をかき回したことによって、元に戻るとその世界が姿を変えている。
こうした時間もののSFが大好きだった私にとっては、実に楽しめた作品で、
その内容を知っていてもやっぱり楽しめました。
やはり永遠の名作というべきでしょう。

<Amazonプライムビデオにて>
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
1985年/アメリカ/116分
監督:ロバート・ゼメキス
制作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
出演:マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、
   リー・トンプソン、クリスピン・グローバー

時間旅行のハラハラ度★★★★☆
満足度★★★★★

 



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