カラー版でパワーアップ
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先日ご紹介した1939年「邂逅(めぐりあい)」の再映画化です。
同監督によるものなので、リメイクというよりはやはり再映画化というべきでしょう。
俳優が異なっているだけで、場面設定は、ほとんど同じ。
でも、先日見たばかりなのに、この手のストーリーは魔法のように女心をくすぐるといいますか、
飽きずに見てしまいました。
ヨーロッパからニューヨークへ向かう豪華客船で知り合ったニックとテリー。
ニックは社交界でも名の知れたプレイボーイ。
船の中で皆に注目されながら、心が惹かれていくのを止められない二人。
二人には互いに婚約者がいるのですが、そのことは清算し、
ニックは生活のめどをつけて、半年後の7月1日に、エンパイア・ステートビルの最上階で会おうと約束し、船を下ります。
しかし、運命のその当日、テリーは交通事故に遭い、
約束の場所に行けなくなってしまう。
事故で歩くことができず、
そのことをニックに知らせれば負担になってしまうからと、
かたくなにニックとの連絡を避けるテリー。
さて、この二人がどのようにしてまた、心をつなぐことができるのか・・・と。
すれ違いラブストーリーの王道です。
テリーの祖母の前で、愛を確認する二人。
そしてラストシーンのもどかしい二人の会話。
ちりばめられる美しい音楽。
前作のすばらしさが、カラーになってパワーアップ。
実は、前作、ラストで彼がテリーの事情に気づくシーンがちょっとわかりにくかったのです。
どうしてわかったのか。
そこのところが、今作の方がわかりやすくなっていました。
さてしかし、今見るとすれば、どうせレトロな物語ですから、
いっそレトロに徹してモノクロの前作の方がおすすめかもしれません。
好みからいっても、ケイリー・グラントよりもシャルル・ボワイエだなあ・・・。
子供たちの歌声も、旧作の方が天使の歌声風で、ステキでした。
「めぐり逢い」
1957年/アメリカ/106分
監督:レオ・マッケリー
出演:ケイリー・グラント、デボラ・カー、キャサリン・ネスビット、リチャード・デニング
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先日ご紹介した1939年「邂逅(めぐりあい)」の再映画化です。
同監督によるものなので、リメイクというよりはやはり再映画化というべきでしょう。
俳優が異なっているだけで、場面設定は、ほとんど同じ。
でも、先日見たばかりなのに、この手のストーリーは魔法のように女心をくすぐるといいますか、
飽きずに見てしまいました。
ヨーロッパからニューヨークへ向かう豪華客船で知り合ったニックとテリー。
ニックは社交界でも名の知れたプレイボーイ。
船の中で皆に注目されながら、心が惹かれていくのを止められない二人。
二人には互いに婚約者がいるのですが、そのことは清算し、
ニックは生活のめどをつけて、半年後の7月1日に、エンパイア・ステートビルの最上階で会おうと約束し、船を下ります。
しかし、運命のその当日、テリーは交通事故に遭い、
約束の場所に行けなくなってしまう。
事故で歩くことができず、
そのことをニックに知らせれば負担になってしまうからと、
かたくなにニックとの連絡を避けるテリー。
さて、この二人がどのようにしてまた、心をつなぐことができるのか・・・と。
すれ違いラブストーリーの王道です。
テリーの祖母の前で、愛を確認する二人。
そしてラストシーンのもどかしい二人の会話。
ちりばめられる美しい音楽。
前作のすばらしさが、カラーになってパワーアップ。
実は、前作、ラストで彼がテリーの事情に気づくシーンがちょっとわかりにくかったのです。
どうしてわかったのか。
そこのところが、今作の方がわかりやすくなっていました。
さてしかし、今見るとすれば、どうせレトロな物語ですから、
いっそレトロに徹してモノクロの前作の方がおすすめかもしれません。
好みからいっても、ケイリー・グラントよりもシャルル・ボワイエだなあ・・・。
子供たちの歌声も、旧作の方が天使の歌声風で、ステキでした。
めぐり逢い [DVD] | |
ケイリー・グラント,デボラ・カー,リチャード・デニング | |
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
「めぐり逢い」
1957年/アメリカ/106分
監督:レオ・マッケリー
出演:ケイリー・グラント、デボラ・カー、キャサリン・ネスビット、リチャード・デニング
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