テレプシコーラ/舞姫 第2部3 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)山岸 凉子メディアファクトリーこのアイテムの詳細を見る |
プロバレリーナの登竜門、ローザンヌ・コンクールの続きです。
我らが六花(ゆき)ちゃんは、
風邪にかかりかけで体調が悪いながらも、着々と自分のバレエを繰り広げている。
あの心許なげな六花ちゃんも、たくましく成長したものです。
・・・オバサンは、こんなところでもジーンと来てしまう・・・。
さて、以前より気になる存在、ローラ・チャン。
中国人かと思いきや、中国語が話せないようだ。
きっと中国系のアメリカ人なのね・・・。
六花はそう理解するのですが・・・。
お互いまともに会話も交わさないのに、不思議に協力関係を結んでいる。
すらっと背が高く美人。
ただ立っているだけでも目立ってしまうし、
踊ればなおのこと、オーラが立ち上る。
しかし、その姿を見て、六花は、昔一緒にバレエをしていた
空美(くみ)を思い出してしまった・・・!
そんなバカな。
あんな、似ても似つかない、ブス(!)だった空美ちゃんを連想するなんて・・・。
六花ちゃんは、正直だなあ。
人のことブスだなんて、そんなこと思っちゃいけない・・・と、
反省するあたりがかわいくて好きです。
さてしかし、どうもこのローラ・チャン、日本語を解するらしい。
はたして、彼女の正体は?!
・・・ということで、やっとあの、
一部の始めの方で途切れていた空美ちゃんの話になるんですねえ。
ものすごーい、長い道のりでした。
さてさて、ついに発熱し、倒れてしまった六花なのですが、
そこでローラ・チャンとの意外な協力関係がここにも登場。
風邪はそういうための伏線でしたか・・・。
こりゃ、新型インフルエンザっぽいですねえ。(???)
六花は、豊かな感情を踊りで表現するのが得意なんですね。
だんだん先が見えてきた感じではありませんか。
またまた続きが楽しみになってきました。
満足度★★★★☆
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