自分の子供を殺されないためには、他人の子供を殺さないこと
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10巻は青砥編クライマックス!
娘を誘拐された刑事・青砥と行動を共にすることになった整。
しかし事件は、8年前に青砥が冤罪を起こした未解決事件へと繋がってゆき…!?
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この度、TVドラマ「ミステリと言う勿れ」の映画化が発表されました!
めでたい!!
ということで、そういえばこのブログの続きをアップするのを忘れていたことに気づきました。
娘を誘拐された刑事・青砥の話が途中のままでした。
犯人は、とある人物の子供を誘拐したので、
子どもを返して欲しければ別の家の子供を誘拐するように、
と指示していたのです。
つまりそのようにして、被害者でありつつ加害者でもあるという3組の家族と
それを仕組んだ人物+整くんが一同に会することになる。
そして、驚くべきことに青砥と整くんが誘拐するようにと指示された子供は、
すでに死んでいたのです・・・。
すべてを天秤にかけて、その軽重で価値を計ろうとする犯人の真の意図とは???
本作ちょっとややこしいというか、わかりにくいです。
犯人のねじれた心は、計り知れないけれど、
あくまでもまっすぐに正しい愛情を持って
人と対峙しようとする青砥刑事と整くんは健在。
さて、映画はおそらくテレビでは抜けていた
広島の狩集家の遺産相続に絡んだ物語が取り上げられると思います。
コミックでは3巻~4巻に収録されています。
確かに、映画化するならこれ!というおどろおどろしさもあるストーリー。
楽しみです!!
「ミステリと言う勿れ10」田村由美 小学館フラワーコミックスα
満足度★★★.5
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