屋敷に潜む、何か
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ニコール・キッドマン主演の名作ホラー。
本作、公開時に見ていて、一番肝心の結末も覚えていたので、
興味半減ではありますが、当ブログ未掲載ということで、改めて見てみました。
1945年。英国ジャージー島の霧深い屋敷。
夫は未だに戦線から帰らず、
女主人・グレース(ニコール・キッドマン)は、
子供2人と3人の使用人とで暮らしています。
子どもたちは強度の日光アレルギーのため、
邸内、特に子どもたちがいる部屋は厚いカーテンが引かれ、常に暗いのです。
そんなある日、グレースは屋敷にいるはずのない
アザーズ(他者)の物音を耳にするようになる・・・。
謎めいた薄暗い屋敷、不気味な気配、物音。
子どもたちも、見えない何者かの気配に怯えるようになってきます。
誰もいないはずなのに鳴り出すピアノ。
そして、ついには窓のカーテンが残らず消え失せていて・・・。
なぜか使用人たちは、こんな不気味な出来事の意味を知っているようで・・・。
本作は、「シックス・センス」を見た人なら、結末は想像がつくかも知れません。
ラストに現れる驚きの真実・・・というパターンがこの頃、はやっていましたよね。
本作には血みどろの死体など出て来ず、雰囲気のあるいい作品だと思います。
帰ってきた夫の様子が謎めいて異常で、これもまたいいですよ。
<WOWOW視聴にて>
「アザーズ」
2001年/アメリカ・スペイン・フランス/104分
監督・脚本:アレハンドロ・アメナバール
製作:トム・クルーズ
出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン、
アラキナ・マン、ジェームズ・ベントレー
ホラー度★★★★☆
逆転度★★★★☆
満足度★★★★☆
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