映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

アザーズ

2022年02月16日 | 映画(あ行)

屋敷に潜む、何か

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ニコール・キッドマン主演の名作ホラー。

本作、公開時に見ていて、一番肝心の結末も覚えていたので、
興味半減ではありますが、当ブログ未掲載ということで、改めて見てみました。

 

1945年。英国ジャージー島の霧深い屋敷。

夫は未だに戦線から帰らず、
女主人・グレース(ニコール・キッドマン)は、
子供2人と3人の使用人とで暮らしています。
子どもたちは強度の日光アレルギーのため、
邸内、特に子どもたちがいる部屋は厚いカーテンが引かれ、常に暗いのです。
そんなある日、グレースは屋敷にいるはずのない
アザーズ(他者)の物音を耳にするようになる・・・。

 

謎めいた薄暗い屋敷、不気味な気配、物音。
子どもたちも、見えない何者かの気配に怯えるようになってきます。
誰もいないはずなのに鳴り出すピアノ。
そして、ついには窓のカーテンが残らず消え失せていて・・・。

なぜか使用人たちは、こんな不気味な出来事の意味を知っているようで・・・。

本作は、「シックス・センス」を見た人なら、結末は想像がつくかも知れません。
ラストに現れる驚きの真実・・・というパターンがこの頃、はやっていましたよね。
本作には血みどろの死体など出て来ず、雰囲気のあるいい作品だと思います。

帰ってきた夫の様子が謎めいて異常で、これもまたいいですよ。

 

<WOWOW視聴にて>

「アザーズ」

2001年/アメリカ・スペイン・フランス/104分

監督・脚本:アレハンドロ・アメナバール

製作:トム・クルーズ

出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン、
   アラキナ・マン、ジェームズ・ベントレー

 

ホラー度★★★★☆

逆転度★★★★☆

満足度★★★★☆



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