南陽市沖郷地区での公演だ。地域のいきいき大学の第一回講座に呼んでいただいた。開講式もあったことからホールは満員!80名を超すお年寄りが詰めかけてくれた。
昨年赤湯で公演したのを見てくださっていた受講者代表者や公民館の館長さんの、置農演劇部呼ぶべって一言で決まったようだ。町場のせいかお客さんは全体に穏やかでおとなしい。手拍子も少なくかけ声もかからない。
それでも皆さんが喜んでくれていることは、間奏の拍手で十分にわかった。それにコント!こちらは相変わらずの大爆笑で大受けだった。新しいメンバーになって初めてのコントですべったところもないわけじゃなかったが、まずまず順調な滑り出しになった。
アンコールの「よさこいソーラン」も含めて1時間30分と長時間の舞台だったが、みなさんステージが進むに従い感心、感動、感激が高まって行くのがよくわかった。終了後の客出しでも、お一人お一人激励の言葉をかけていただいて、部員たちは本当によい思いをさせてもらった。とりわけ、1年生にとっては、改めて置農演劇部の凄さ、地域に飛び出す素晴らしさ、そして、そんな部活に入ったことの喜びをかみしめたことだろう。
さて、今日はテレビカメラが二社入った。地元ケーブルテレビとNHKだ。NHKはすでに事前の取材にも来てくれていて、今日が最初の撮影、明日も普段の稽古風景を撮りにくるということだ。放映は5月30日(月)午前11時45分から12時までの間の5分程度とのことだ。舞台を撮影しながら観客のお婆さんと一緒に涙ぐんでしまったということだから、きっと気合いの入ったいい番組を作ってくれることだろう。
平日の昼間、高校生をテーマにした番組なんてだれが見るんだ?って気もしないではないが、置農演劇部に関しては、これでまた公演依頼が殺到するのは間違いないだろ。
1年生の着物初舞台、記念に画像を載せておこう。ただし、前にいるのは上級生だ。