ステージおきたま

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ダンスで幕開き、ダンスで終演!『とりかえばや もっか 13』

2015-05-02 17:39:23 | シニア演劇
 菜の花プラザシニア団の第2回公演『とりかえばや もっか 13』、ダンスの振り付けが終わった。あっ、勘違いしないで、振り付けが完成したってことで、ダンスが仕上がったわけじゃないから。

 2回目のダンスレッスン、早くも鏡先生の振り付けはラストまで行ってしまった。お芝居含め1時間ときつい制限のある中なんで、1曲まるまる踊っていられないからね。せいぜい2番までってことなので、シニアの記憶力も考慮して比較的繰り返しも多く、テンポも音楽の1/2培のゆったりステップにしてくださった。

 女性陣は早くも90%モノにした様子。男性は女性の後ろで踊る立ち位置にしたので、まっ、前の列お手本に踊ればいいから、次回には振りを手の内に入れられるかな。



 今回は、まず覚えよう!ってことで、舞台衣装は着けずに稽古したから雰囲気としてはもう一息だったけど、これで各自手作りのアラブ風衣装を身にまとって踊ると、かなりいいムードになるんじゃないかな。もちろん、本番は怪しい照明がさらにダンスを盛り上げるわけだけど。



 それにしても、ダンス、好きだよなぁ!って他人事みたいに言うな。高校演劇でも、何かってえとダンス入れて審査員の評価下げてた。菜の花座でも、カーテンコールにダンス踊ったこともあった。このダンス中毒の作者・演出なんだもの、シニアだったら、踊らなくっちゃ!

 人によっては、ダンスは別物、みたいな固定観念があって、どうしてダンス?ここで踊る必然性は?テーマとどう関わるの?下手くそなのに!なんて、とかく腐したがるんだけど、僕は、ダンスのある舞台ってとっても楽しく華やかになるんで好きなんだ。



 衝撃的な舞台!とか、感動を呼ぶ作品!とか、考えさせる内容!とかの文芸作品、芸術志向もないわけじゃないけど、あまり大上段に振りかぶるのは性に合わないんでね。気軽に楽しく時を過ごしてもらって、座席立つ時に、まずは、元気になったって感じてもらうこと、それが第一。ついでに、あれっ、そんなものの見方したことなかった、なんて、ふっと思い出してもらえればそれでいい。

 まずは楽しく!まずは格好良く!シニアの場合はそこが目指す所だ。60歳過ぎても踊れるんだぁ!って羨ましく感じてもらえたら、それが何より。ふん、年寄りの下手くそダンスなんて見せやがって!って斜に構える人、きっと嫉んでるんだよ、きっと。

 さっ、大いに見せつけてやろうじゃないか、シニアダンスのエロかっこよさ!年寄りの冷や水の爽やかな味わいを!
コメント
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