昨日も晴天、今日も好天!たった半日降っただけで、もうかれこれ、どれくらいだ?そうだ、最初の種まきの日からずっとだから、2週間と1日晴天続き!さすがに風は涼やかなので、日陰に入れば、茹だるぅぅぅ!なんて真夏の暑さとは縁遠い。でも、ハウスの中は、35℃!陽ざしは苗を焼き付くさんばかりだ。
水やりは最低で1日に4回。乾いた所に局所的なシャワーも含めれば6回にもなる。ほぼ2時間に一度はハウスに通っている。もう、本当にすぐ乾燥しちまうんだ、我が家の苗は。一般的な平たい育苗箱と違って、小さなポケットが沢山あいたポット育苗、どうしたって保水量が少ないから、こまめな潅水で面倒みてやるしかない。
順調に育った苗の方は、数日前から水を張ってプールにした。ここまで行ってしまえば、苦労は激減、プールの水量にさえ気を遣っておけば良い。この暑さも、ああ、いい湯加減だわ!って感じで、生育の方もぐんぐんと進んでいる。やっぱり稲は南方の植物なんだなぁ!
問題はまき直した苗箱で、ようやく小さな芽が出てきたところ。ここで乾燥させたら、あっという間に干からびてしまう。だから、一日5度も6度もの、ご機嫌伺いってことになる。
それって苦痛?実はそうじゃないんだなぁ。食事終わった、じゃちょっと、書き物に詰まった、それなら気分転換、眠くなった、眠気覚ましにって具合に、苗の顔色を覗きに行くのが楽しみなんだ。
朝見て昼行ったからって目に見えて大きく育つわけはない。でも、夕方だと、たしかに生がった気がする。これが夜を越して、翌朝となると、確実に芽の数は増え、出ていたものの背丈は伸びている。この生長の誇らしさ!ちっぽけで華奢な苗が、精一杯胸を張っているように見える。
日一日と育つ苗、見る側もとても元気になる。よしよし、今日も大きくなったな、頑張れよ!って声だって掛けているくらいだ。期待に心が占領されるのは、見ている時だけじゃない。いつだって、頭の片隅には苗の姿がある。いやいや、苗がかすかだが伸び上がって行くのが感じられる。
そう、この育苗期、僕は苗と一緒に成長しているのだ。心ときめかし、時にちょっぴり不安に襲われ、生命の蠢動とともにあるのだ。
この一体感!この誇らしさ!この充実感!
作物は食物としてだけ育てているわけではない!だから、農業は止められない!
水やりは最低で1日に4回。乾いた所に局所的なシャワーも含めれば6回にもなる。ほぼ2時間に一度はハウスに通っている。もう、本当にすぐ乾燥しちまうんだ、我が家の苗は。一般的な平たい育苗箱と違って、小さなポケットが沢山あいたポット育苗、どうしたって保水量が少ないから、こまめな潅水で面倒みてやるしかない。
順調に育った苗の方は、数日前から水を張ってプールにした。ここまで行ってしまえば、苦労は激減、プールの水量にさえ気を遣っておけば良い。この暑さも、ああ、いい湯加減だわ!って感じで、生育の方もぐんぐんと進んでいる。やっぱり稲は南方の植物なんだなぁ!
問題はまき直した苗箱で、ようやく小さな芽が出てきたところ。ここで乾燥させたら、あっという間に干からびてしまう。だから、一日5度も6度もの、ご機嫌伺いってことになる。
それって苦痛?実はそうじゃないんだなぁ。食事終わった、じゃちょっと、書き物に詰まった、それなら気分転換、眠くなった、眠気覚ましにって具合に、苗の顔色を覗きに行くのが楽しみなんだ。
朝見て昼行ったからって目に見えて大きく育つわけはない。でも、夕方だと、たしかに生がった気がする。これが夜を越して、翌朝となると、確実に芽の数は増え、出ていたものの背丈は伸びている。この生長の誇らしさ!ちっぽけで華奢な苗が、精一杯胸を張っているように見える。
日一日と育つ苗、見る側もとても元気になる。よしよし、今日も大きくなったな、頑張れよ!って声だって掛けているくらいだ。期待に心が占領されるのは、見ている時だけじゃない。いつだって、頭の片隅には苗の姿がある。いやいや、苗がかすかだが伸び上がって行くのが感じられる。
そう、この育苗期、僕は苗と一緒に成長しているのだ。心ときめかし、時にちょっぴり不安に襲われ、生命の蠢動とともにあるのだ。
この一体感!この誇らしさ!この充実感!
作物は食物としてだけ育てているわけではない!だから、農業は止められない!