NHK日曜討論、よっ、横綱登場!
れいわ新選組伊勢崎賢治、座り方からして格の違いを見せつけてるぜ。
他党の代表、教授の講和を拝聴する研究生って恰好?
あるいは、周囲で横綱の出を待つ幕下力士たち?ってところかな。
そうさ、相撲だな。敢えて相手の土俵に上がって勝負するも、ちょこまかと動き回る三下どもを突き一発でふっ飛ばした感じだぜ。
取り口が意表をついたようで、実は真っ向正攻法!ってところが圧巻だった。
共産党山添の除く他党の代表、ぺらぺらとまくし立てるも、どれもこれも、アメリカとの同盟強化に賛嘆しきり、防衛問題を問われれば、異口同音に、日本は今や危機の真っただ中、中国、ロシア、北朝鮮の脅威をあげつらうばかり。
もう聞き飽きた!
怖いトランプ、石破はよくやった!ジョークも受けたし、カナダ、メキシコとは異質のパートナーシップを強固にできた!って、違うぞ、と、ズドンと突き一発!希望的観測は止めましょう、トランプは一気に吹っ掛けてくる、大切なのは平常心!と、さすが横綱、読みも深いし、腰も据わってる。
経済と言ったら、他党はどこも資本家と大企業のことばかり。
それに対する伊勢崎の切り返しは、労働者のことを考えろ、それもサプライチェーンで現地生産に従事する人たちの人権を守れ!それが日本の評価につながる、と来た。
凄い!大統領だ、総理だって偉そうに経済を語るな、所詮、大企業株主たちの儲けの話しじゃないか、下積みで大切なのは働く人々だって啖呵切っちゃったよ。
危険だ、危険だ中国は、って大合唱には、
いいですか、1979年以降、アメリカが他国で戦争に明け暮れたのに対して、中国は戦争を仕掛けたか?ゼロなんです。で、アメリカは一番戦争する国だ、ジミー・カーターが言ってます。
って妄想の隣国恐怖に水を差し、
軍備を拡張すれはするほど戦争に近づく、これを安全保障のジレンマって言うんです、って国防のイロハを教え諭す。
北朝鮮にどう向き合うか、
被害者全員を返せ、と、願いたいが、真実の告白と引き換えに、被疑者と犠牲者家族の和解が大切。 真実の究明と引き換えに国交正常化ということであります。
って、マインドセット思い込みの切り替えが大切だ、として、ご自身の紛争解決の事例、東チモールとインドネシアの間の対立解消の経験を話しする。うーん、まさに実践的講話だな。
土俵が違うんだぜ。幕下の小手先相撲じゃ相手にならんさ。
アメリカありき、アメリカ様の言うがまま、機嫌を損ねぬようにじっとへりくだって待つ。そんな前提そのものがクソくらえ!あっ、横綱はそんな下品な表現しないが、すべてはアメリカの言うがままに世界は動く、その古ぼけた認識をひっくり返すことからが勝負、立ち合いなんだってことだぜ。
トランプは、自壊する欧米のあだ花!最後の狂い咲きなんだ、次の時代に備えて、防衛でも、経済でも、暮らしでも考えて行かにゃならんてことさ。
横綱の一言。
自衛隊の統合幕僚学校で18年教えて来た。その意味で、全ての自衛隊員は自分の子どもだと思ってます。で、間違った政治判断で、彼らの1人たりとも犠牲にしたくはないんですね。
決まったな、これで。