ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

国境はあいまいでいい!

2025-02-05 10:48:25 | 社会
今や、SNS、動画配信の時代、どんなもの見てるか?で、その人の考え方、いや、生き方だって変わる。
いい例が、兵庫県知事選挙だろうな。立花孝志のデタラメ言いたい放題の配信に煽られ欺かれて、ついに、ウソとホントの見境つかなくなっちまった人たちが、あの不感症斎藤元彦を再選しちまったわけだし。

じゃぁ、俺は何見てるか?って言ったら、デモクラシータイムスとか、衣塑子さんのアークタイムズとか、エアーリボルーションなんか見てるわけだ。
なんかマイナー!フォロワー全然少ないし。よっ、リベラル真っ只中!っていじられそう。

デモクラシータイムズは番組内容も多彩、多様でニュースの振り返りや裏側d紹介のようなものもあれば、お隣のすべてを伝えてくれる「韓国通信」とかジイサン三人で言いたい放題の「三ジジ放談」とか、日本のマイナーな知識人に対面でじっくり深堀する「世界を変える100人に聞く」とか、「横田一の現場直撃」とか、幅の広く入り口、装いも様々なのが取り柄だ。
が、何故かれいわ新選組は無視って姿勢が徹底している感じなのに時々カチンと来るけど。

記者二人が作るアークタイムズは、当然、時々のニュースの解説裏話が主体。取材現場から戻ってすぐに伝えてくれる臨場感と望月衣塑子さんの美しさ、いや、強い正義感が画面を越えて迫って来るのが魅力だな。

他にも幾つもためになったり、気楽に楽しめたりする番組もあるんで、できれば、お世話になっている番組には会員になって視聴料払いたいとは思うのだが、すでにサブスクは、Netflix、Amazonprime、Spotifyと三つも加入、さらにスマホの月割り支払いもあるし、何よりれいわ新選組へのカンパが最優先なので、ごめん、無料視聴で勘弁して。

例外はエアーリボルーションだ。
2部構成で、前半無料、後半有料って憎ったらしいシステムなんだが、何と言っても、現代の先端的課題を選りすぐりのゲストとともに広く深く考えさせてくれるって意味では、他の番組を抜きんでているんだ。

しかも1回が、長~~~い!4時間近い議論とか対談とかざらにやってる。前半で終了時点で、はい、ただの人はこれまで!ってぶちっと切られちまうとなんとも癪なのさ。なので、月800円だかを支払って、後半部分も視聴できるようにしてるのさ、ケチな俺が。

政治学者の白井聡、小説家の島田雅彦の知的作業と同伴できることも魅力だが、迎えられるゲストが素晴らしく、知らない人も次々登場で、知識の視界を大きく広げ、凝り固まった頭脳に揺さぶりをかけてくれる。
アナーキスト作家の栗原康とか、米国政治学者の三牧聖子とか、思想家内田樹とか、へぇ、こんな人がいるんだぁ!出逢えて感謝、ってね。
もちろん、紹介された著作も極力購入する。



様々な特集で、得るものはとても多いのだが、最近の配信で一番共感したのは、1月12日配信の「対米従属と安全保証」だったかな。軍事ジャーナリストの布施祐仁、紛争仲介人伊勢崎賢治がゲストで次々披瀝される新情報や、優れた分析に教えられることの多い回だった。



アメリカって国、他国を平気で犠牲にして身勝手するしさ。それに媚びへつらう日本の政治家たちもめちゃめちゃヤバくて危うい、とか。
独立国家としての矜持をかなぐり捨てた日米地位協定の不平等さもなんとかせぇよ、って話しだし。対中国とドンパチ始めちゃったら、まずは沖縄、南西諸島が戦場になるってことに対して、本土の人らまるっきり関心ないしさ。
政権がアメリカの言いなりに軍備拡張を進めてるし、国民は無頓着、極めて危険な方向に進みつつあるという認識を得させれてもらった。

で、最後に出演者の一言。
伊勢崎賢治の挑発的一声に、そうだっ!って声上げちまったぜ。
「憲法9条を守ろうって人たち、国境にこだわってちゃダメ!尖閣でも竹島でも互いが領有を主張するきわどい地域は、帰属は曖昧にする、それが外交なんだ。国境は線じゃなく、両国が乗り入れ可能な帯にする。もし、海洋資源とかあるなら、共同開発を心がける。これがあるべき外交だ。」

そうだっ!これなんだよ、今の危機外交から抜け出す道は!
際限ない軍備拡張の強迫観念から逃れるすべは!

ひたひたと迫って来る戦争の兆し、早く国境の呪縛から抜け出さないと、また、先の大戦の二の舞になるぜ。満蒙は日本の生命線だ!=台湾有事は日本の有事!
危ない、危ない。
も一度考えようぜ、国境線の奪い合いに若者の命かける価値あるか?

この考え方を広めるために、伊勢崎賢治はれいわ新選組での政治活動に専心することを決めたってことも知っておいてもらおうか。


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