なんじゃい、これは?なになに、「東北自動車中央道チョイ乗りマラソン」?ありゃりゃ、米沢上杉城下町マラソンはどうなっちゃったのよ?
それまての最上川土手上を走るコースから、市内名所をぐるっと回って小野川温泉まで行って帰って来るってコースにステップアップして、おっ、こりゃやる気になったね、米沢!ほんじゃ、今年は走らなくっちゃ、って心待ちにしてたら、これ。しかもハーフはなくなって最長10キロのレースだって。がっかりだ。
東根サクランボマラソンが市民あげての協力で万を超す人たちを集め、後発ながら企画力で一気に人気大会にのし上がった山形シティマラソン、成功事例を横目に眺め、おお、ついに米沢も本格的にマラソン大会開催レースに参入か?と大いに喜び心ひそかに期待して待つこと1年、「東北自動車中央道チョイ乗り」ってなによ。物珍しさを押し出しているようだけど、これ永続性ないよね、だって道路はいつか完成しちまうわけだから。要するに、街中からランナーを締め出したかったって下心見え見え、違うかな?
気になってたんだ、去年のレース後市民の声、マラソンなんて土手の上走らせときゃいいんだよ、交通渋滞で大迷惑だ!まっ、悲しいけど、わかるよ、その気持ち。なんだって部外者にとっちゃはた迷惑なんだから。どこもかしこもマラソンで町起こし、サイクルレースで賑やかし、そんなもん知るかい!こちとら忙しいんだい、意味もないのに走ってるような暇人に付き合ってなんていられねえよ、ってそっぽ向く町や市民があったっとしてもそりゃ仕方ないことだ。
でもなぁ、時代は健康志向でしょ、みんなで体力作りでしょ、年に1日、各地からランナーが集まって、わいわい走るてのも悪かないんじゃないか。町の人たちだって気持ちの持ちよう、東根や山形みたいに沿道の応援に繰り出して楽しんじゃうてのも、町が一つら盛り上がる大切な機会を作ることにもなるし。
大変なんだと思う、運営も町の人たちも。いつだって感謝しながら走ってる。土手上だって、工事中の道路だって、走らせてもらえるなら、有り難く出走すべきなんだ、とも思う。でも、日常に追われ、経済活動にせっつかれる感覚で、日々の活動を邪魔するものは許せねぇ、てのもずいぶん寂しいし、ゆとりがない反応だよなぁとも思うんだ。
マラソン大会は町のお祭りだ、もっとおおらかに、町あげて楽しんじゃえないもんだろうか。目くじら立てて経済効果がどうだとか考えないでさ、この日1日、体にいいことしませんか?でいいんじゃないのかね。
それにしてもこのマイナーチェンジ、市長が変わったからなのかねぇ?うん、新市長、走るの好きそうに見えないものなぁ。おっと、違ってたら、ごめん。て、ことで、10月16日は長井のハーフを走ることに決定。
米沢にくらべ、長井は頑張ってるもの。5月に白つつじマラソン、7月にトライアスロン、10月には長井マラソンと県高校駅伝、大したもんだ。熱狂的な走り屋集団、イベント好きが支えてるんだろうね。その割に参加者がいまいちなのが残念、県内唯一のフルマラソン、もってみんなで盛り上げなくっちゃね、って、お前がフル走れよ。あっ、そこはちょっと、去年走ったから、えーと、今年はフルマラソンは別の大会に出てみたい、ってことで、ハーフでご勘弁。ランナーなんて勝手なもんだ。主催者の皆さん、お許しを!
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